JICA 海外協力隊がオンラインで富山県副知事に表敬を実施

~3名の隊員(富山県出身)がそれぞれの想いを胸に出発します!~

2021年10月22日

JICA海外協力隊3名の紹介 

<10月6日富山県出発表敬> 
JICA北陸米山所長(左上)、横田富山県副知事(中央上)、内山さん(右上)、髙木さん(左下)、伊藤さん(右下)

●内山 弘幸(うちやま ひろゆき)さん
内山さんは、ウガンダのブイクウェ県ンジェルにあるナイル職業訓練校で、電気関連の知識や技術をもとに実習を中心とした自動車整備や修理の指導を行います。
●伊藤 隼(いとう しゅん)さん
伊藤さんは、ルワンダのキガリ市にあるブザンザ小中高等学校に理科教員として配属され、化学の授業やサイエンスクラブなどの課外授業を同僚と協力しながら運営し、学習者主体の授業を目指します。
●髙木 そら(たかぎ そら)さん
髙木さんは、エジプトのアレキサンドリアにある教育省に幼児教育隊員として配属され、子どもたちが他者との「遊び」を通して、心身の発育に見合った適切な教育を受けられるような環境づくりを行います。

隊員3名の活動抱負  

【画像】横田副知事との懇談中に語った隊員3名の活動の抱負を紹介します。

内山さんは、30年前にザンビアで協力隊員として活動した経験を振り返り、再びアフリカの地で活動する想いについて、「ウガンダの職業訓練校で、生徒に自動車整備の技術指導を行うだけでなく、学んだ技術を活かして自分たちの力で生活できるように支援したい。」と話しました。

伊藤さんは、アフリカ各国を旅した時に訪れた学校の教育環境を目の当たりにしてJICA海外協力隊の参加を決意したそうで、「協力隊では理科教育を通じてカリキュラム作成など充実した教育環境をつくりたい。」と目標を述べました。

髙木さんは、小学校のころから国際協力に憧れていたことを話し、「活動先の学校では日本式の教育法を取り入れているので、日本での幼児教育の経験を活かして、子どもが遊びを通じて学べる環境を提供したい。」と抱負を述べました。

横田副知事から激励の言葉

【画像】「JICA海外協力隊は、顔の見える国際協力だと思う。派遣国で価値観の違う人々と活動する上で、困難にぶつかるかもしれないが果敢にチャレンジしてください。それぞれの国での隊員活動を通じて富山県の良さを伝え、2年間の活動を終えた際は、その経験を富山県のために活かしてください。」と、激励の言葉を送りました。

内山さん、伊藤さん、髙木さん、それぞれの国でのご活躍、期待しています!
(JICAボランティア事業班)