2年連続の受賞!エッセイコンテスト北陸センター所長賞受賞の二見さんにオンライン表彰を行いました

2022年3月2日

終始笑顔で対応してくれた
二見さん

こんにちは!JICA北陸インターンの六渡(ろくど)です。

2022年2月下旬、「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2021」中学生の部で北陸センター所長賞を受賞された、金沢大学附属中学校2年二見 日向子(ふたみ ひなこ)さんの表彰式がオンラインで行われ、二見さんに受賞作品についてお話を伺いました。二見さんは昨年も同コンテストで同賞を受賞されており、2年連続での受賞となりました。

「80億馬力が走り出す」~北陸センター所長賞受賞作品紹介~

帰省もお墓参りも雨に見舞われた今年の夏休み。それは二見さんにとって特別な、「らしくない」夏でした。連日報道される、「らしくない」異常気象も毎年のように繰り返せば「らしくなる」のかもしれません。海と私たちを比べたとき、私たちの無茶な行いが様々な問題となって立ち現れてくるのがわかります。果たして海は、私たちの無茶を受け止め続けることができるのでしょうか。二見さんはそう投げかけます。
刻々と変化する地球環境。全人類が一団結しても、及ぼせる影響は微々たるものなのかもしれません。しかし二見さんは、人と人がつながりアイデアを組み合わせることで必ずできることがある、と訴えかけます。全人類80億馬力が、地球規模の課題に向けてともに走り出すことの可能性を教えてくれる作品です。

力を合わせること・つながりをもつことの大切さ

三戸校長先生より表彰状を授与していただきました!

オンライン表彰式の様子

今回執筆した作品を通じて、人々が力を合わせて地球規模の課題に取り組むことができると伝えた二見さん。皆が手を取り合うことで、1人の力やアイデアでは見えなかったものが見えてくると話しました。小学校の時の担任の先生がJICA海外協力隊経験者であり、二見さんは先生のお話を聞いて、海外と日本とのつながりに感銘を受けたそうです。当時の経験が、今回のエッセイで人と人との「つながり」に着目したきっかけとなりました。

エッセイコンテストを国際協力への扉に!

二見さんのお話を伺い、私自身も日々自分にできることを見つけていこうと決意を新たにしました!

二見さんはこのエッセイを書くことで、「将来は海外とつながりたい、日本の知見を伝えたい」という思いがより一層強まったと話しました。
取材をさせて頂いた私自身も、高校生の頃にエッセイコンテストに応募したことがきっかけで、将来は国際協力に携わりたいと真剣に考えるようになりました。この「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」が、中高生の皆さんにとって、国際協力への扉を開く一つのきっかけとなればと思います!来年度も沢山のご応募をお待ちしております。

改めまして、この度は2年連続の北陸センター所長賞受賞、おめでとうございます!今後の二見さんのさらなるご活躍をお祈りしております!

JICA北陸インターン
六渡 愛由