2022年12月に帰国したJICA海外協力隊の帰国後表敬を行いました!

2023年1月24日

JICA海外協力隊1名が出身県・市町村へ表敬訪問を行い、現地での活動の報告や今後の抱負を述べました。
※(表敬先市町村/派遣国/職種)

福井県

福井県庁にて。
左から中村副知事、山田さん

あわら市役所にて。
左から山田さん、森市長

山田 進一郎(やまだ しんいちろう)さん
(あわら市/コロンビア/数学教育)

2023年1月19日に、シニア海外協力隊(短期)として、コロンビアの国立職業訓練学校で算数・数学の基礎教育指導に取り組まれていた山田進一郎さんが福井県とあわら市で帰国表敬を行いました。

山田さんは2018年10月から、JICA海外協力隊としてコロンビアのコーヒー栽培が盛んな地域内のマニサレス市にある国立職業訓練校で活動していました。
しかし、2020年3月、新型コロナウイルスの感染拡大により一時帰国を余儀なくされました。「絶対にコロンビアに帰る!」という思いを2年間持ち続け、2022年6月に短期派遣隊員として再度、派遣されることになりました。日本での待機期間中もオンラインで現地との交流を行い、また、スペイン語に更なる磨きをかけていたこともあり、2年ぶりの現地での活動もスムーズに行うことができたそうです。
今回の派遣では、現地の教員に対して数学の教授法や数学を学ぶことの大切さなど、数学教育の向上に向けた活動に取り組まれました。また、市内の学校を巡回し、楽しみながら数学を学ぶワークショップや折り紙等の日本文化の紹介にも取り組まれました。

今後の抱負について聞かれた山田さんは、「コロンビアで学んだことを福井県の子ども達も含め先生方に伝えていき、海外に目を向けるきっかけになれたら」と生き生きとした表情で語りました。