第30回「かなざわ国際交流まつり」をブースと留学生ステージで盛り上げました!/ JICA Booth and Stage Show at Kanazawa International Festival!

2022年11月1日

【画像】秋の恒例イベント「かなざわ国際交流まつり」でJICAブースの出展&ステージプログラムを行いました。ステージには6ヵ国8名のJICA留学生が登場して、ノリノリのダンスも披露しました!!(JICA北陸 野吾奈穂子)

今年で30回目、秋の恒例イベントが今年も開催!

プレゼントつきクイズに挑戦中!

10月8日(土)・9日(日)の2日間にわたって開催された「かなざわ国際交流まつり」は今年も大盛況で、JICAブースには2日間で約300名が訪れました。JICA北陸と石川県青年海外協力隊OB会とが並んでブースを出展し、青年海外協力隊やJICA職員が経験した現地での活動や生活について楽しくご説明しました。

ブースを訪れた方々に挑戦してもらったクイズはちょっと手ごわい問題で、「『砂糖』を表すネパール語は次のうちどれ?」という問題の選択肢は、どれも見たことのない文字で意味どころか読み方すらわからない??
ヒントを探してJICAブースの中を見て回ると、「ネパール語で書かれたお店の棚」を発見。横に置かれたメガネを使うと、あら不思議、日本語の文字が浮かび上がってきました!
識字率の高い日本では「文字が読めない」という体験をすることが少ないですが、文字が読めないと買い物もできません。教育の大切さを改めて考えさせてくれる体験型の展示を、大人も子供も熱心にご覧いただきました。

コロナ禍以来、初めての対面イベントに参加したJICA留学生!

民族衣装を着てステージに登場したブータンの留学生

10月8日(土)のJICA留学生ステージは、コロナ禍でほとんどの対面イベントが中止になる中、彼らにとって初の対面イベントでした。
今回は金沢工業大学と石川県立大学で学ぶ6ヵ国8名の留学生が参加し、ザンビア、パキスタン、ブータン、ガーナ、ケニア、ルワンダと、とても国際的!1か国ずつ、それぞれの国の音楽をBGMに流しながらステージに登場しました。
たくさんのお客様を前に留学生たちも緊張気味だったのですが、ステージが始まると、ガーナのアンドリューさん・エルネストさんのコンビがノリノリのダンスを披露!二人に続いて、牛のしっぽで出来た「権力の象徴」と言われるフライ・ウィスクを手にして、頭には羊の毛の帽子をかぶったケニアのダンカンさん、ビシッとスーツに身を包んだルワンダのミナニさんと、アフリカ人たちがノリノリで踊りながら登場してくれました。
ステージでは、自分の国やJICAが行う国際協力プロジェクトについて紹介。金沢工業大学の留学生は全員、道路や橋の建設や維持管理が専門分野で、「母国で行われている日本の技術協力に感謝します」とコメントしてくれました。また、唯一の石川県立大学の留学生であるルワンダのミナニさんは、日本で買えるルワンダのコーヒーについて紹介してくれ、日本と世界とのつながりを感じられるトークでした。

小雨のぱらつく中、約50名のお客さまにSDGsソングをお届けしました!

ステージの最後は、自作のSDGsテーマソング「もっと輝く未来のために~Go for SDGs!」を、JICA留学生や会場の皆さんと一緒に歌って締めくくりました。

JICA北陸では今後も、楽しいイベントを通じて世界とのつながりをお伝えしていきたいと思います!どうぞご期待ください。


最後になりますが、ステージの運営で協力してくれた金沢工業大学の学生ボランティアの皆さん、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!!