越川副理事長がAUDA-NEPADのマヤキ長官と会談

2019.11.13

越川和彦JICA副理事長は、11月6日、アフリカ連合開発庁-アフリカ開発のための新パートナーシップ計画調整庁(AUDA-NEPAD)のイブラヒム・アッサン・マヤキ長官とJICA本部で会談しました。

越川副理事長は冒頭、マヤキ長官が2019年秋の叙勲にて「旭日大綬章」を受章されたことをお祝いしました。また、TICAD7で強調された「ビジネス」と「イノベーション」を活用し、アフリカ連合(AU)の「アジェンダ2063」を推進する協力を進めていきたいと述べました。マヤキ長官からも、TICAD7ではアフリカ大陸のニーズに沿った重点分野が確認されたことを受け、今後も日本との連携に期待している旨の発言がありました。

マヤキ長官(右)と越川副理事長

続いて行われたJICAとAUDA-NEPADとの年次連携協議では、JICAからは萱島理事ほか、AUDA-NEPADからはマヤキ長官ほかが参加しました。これまで両機関で連携してきた(1)広域インフラ、(2)農業・栄養、(3)カイゼンの3分野について、またアフリカの開発協力実施機関としてのAUDA-NEPADの体制強化に向けた協力などについて、これまでの成果を確認するとともに今後の連携活動計画を確認しました。

JICAとAUDA-NEPADの年次連絡協議

また、11月7日、JICAはマヤキ長官による公開講演「”Africa’s Critical Choices: A call for a Pan- Africa roadmap” and Opportunities for Japan(アフリカの重要な選択:アフリカ統合への道筋と日本のチャンス)」を主催しました。マヤキ長官は、日々変わりゆくアフリカを取り巻く環境のもと、アフリカが目指すべき新しい開発について議論し、会場の参加者とも意見交換を行いました。

JICA主催のマヤキ長官による講演会

JICAとAUDA-NEPADは今後も連携を一層強化し、アフリカ大陸全体の発展に貢献していきます。

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