北岡理事長がAUDA-NEPADのマヤキ長官と会談(オンライン)

2020.12.18

北岡伸一JICA理事長は、11月26日、アフリカ連合開発庁-アフリカ開発のための新パートナーシップ計画調整庁(AUDA-NEPAD)のイブラヒム・アッサン・マヤキ長官とオンラインで会談しました。

北岡理事長は冒頭、コロナ危機において、今こそ両機関の友好な関係を確認し、連携を強化することが重要であると述べました。マヤキ長官からも、これまでの両機関の連携成果に対する高い評価とJICAに対する謝意が述べられました。また、マヤキ長官からは、新型コロナウイルスに対しアフリカ大陸全体で協調的な対応ができている点をポジティブにとらえる一方で、深刻化するアフリカ各国の債務問題について懸念が示されました。両者はその後、アフリカが直面する経済的ダメージに対して国際社会が歩調を合わせて対応する必要性について確認しました。

マヤキ長官(左)と北岡理事長

続いて行われたJICAとAUDA-NEPADとの年次連携協議では、JICAからは中村理事ほか、AUDA-NEPADからはマヤキ長官ほかが参加しました。これまで両機関が連携してきた(1)広域インフラ、(2)農業・栄養、(3)カイゼンの3分野に加え、2020年からパンデミック対応を目的として開始した民間セクター支援のイニシアティブや研究分野での協力について、今後の連携の方向性と具体的な活動内容を確認しました。

JICAとAUDA-NEPADは、今後も連携を一層強化し、アフリカのオーナーシップによる大陸全体の発展に貢献していきます。

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