タンザニア向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:市場志向型園芸農業振興を通じて小規模農家の生計向上を支援
2024.09.25
国際協力機構(JICA)は、9月24日、タンザニア連合共和国の首都ドドマ市にて、同国政府との間で、技術協力プロジェクト「SHEPアプローチを活用した農業振興プロジェクトフェーズ2」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。
事業概要は以下の通りです。
署名式の様子
・案件名
SHEPアプローチを活用した農業振興プロジェクトフェーズ2
Project for Empowerment and Promotion of Agriculture Through Use of SHEP Approach (TANSHEP2)
・国名(対象地域)
タンザニア連合共和国(タンザニア全土(成果2の活動については、アルーシャ州、キリマンジャロ州、タンガ州、モロゴロ州、ンジョンベ州、イリンガ州、ムベヤ州、ドドマ州、シンギダ州、マニャラ州の対象地方自治体(LGA))
・事業目的
本事業は、タンザニア全土において、①SHEPアプローチの普及が制度化され、普及員の通常業務として実施される、②対象地域のLGAで、県農業開発計画(以下、DADP)を通じたSHEPアプローチの普及を行う県ファシリテーションチームの能力が強化される、③ステークホルダー、開発パートナー及び民間セクターと協力してSHEP普及が拡大される、を行うことにより、政府内における小規模農家に対するSHEPアプローチの普及体制の確立を図り、もってDADPを通じたSHEPアプローチの拡大による、対象地域の小規模農家の生計向上に寄与するもの。
・実施予定期間
計54カ月
・実施機関
農業省、大統領府地方自治庁
・SDGsへの貢献
ゴール1(貧困をなくそう)
ゴール2(飢餓をゼロに)
ゴール8(働きがいも経済成長も)
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