スーダン向け無償資金協力贈与契約の締結:WFPとの連携により、農業生産性の向上を支援
#2 飢餓をゼロに

#13 気候変動に具体的な対策を

2025.02.25
国際協力機構(JICA)は、2月21日、JICA本部にて、国連世界食糧計画(The World Food Programme)との間で、「小麦バリューチェーン強化計画(WFP連携)」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。
署名式の様子
事業概要は以下の通りです。
案件概要
・国名(対象地域)
スーダン共和国(北部州、リバーナイル州、カッサラ州)
・事業目的
本事業は、北部州、リバーナイル州及びカッサラ州の小麦栽培エリアにおいて、農業普及員及び農家に対し、JICA技術協力プロジェクトで開発された耐乾性品種を含む小麦種子及び肥料の配布、及び当該小麦の生産から貯蔵までの管理に係る機材供与並びに能力強化を行うことにより、小麦バリューチェーン整備による農業生産性の向上を図り、もってスーダンの食料安全保障強化及び産業多角化・農業支援に寄与するもの。
・事業内容
ア)先行するJICA技術協力プロジェクト(SATREPS)において開発された新品種を含む耐乾性品種の普及実証の促進
イ)収穫及び収穫後処理関連の支援
・供与限度額
9億5,100万円
・実施予定期間
27か月
・実施機関
世界食糧計画
・SDGs達成への貢献
ゴール2(飢餓をゼロに)
ゴール13(気候変動に具体的な対策を)
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