アフガニスタン向け無償資金協力贈与契約の締結：UNDPとの連携により女性の経済活動促進に貢献
#1 貧困をなくそう
#5 ジェンダー平等を実現しよう
#8 働きがいも経済成長も
2025.11.19
国際協力機構（JICA）は、11月19日、国際連合開発計画（UNDP）との間で、アフガニスタン・イスラム共和国向け「国境地域における経済活動の促進による女性の生計向上計画（ＵＮＤＰ連携）」を対象として、無償資金協力の贈与契約（Grant Agreement: G/A）を締結しました。当日の署名は、UNDP駐日代表事務所のハジアリッチ秀子駐日代表と、JICAアフガニスタン事務所の登坂宗太所長の間で取り交わされました。本事業では、女性が営む中小零細事業者を対象に、経済活動拠点の整備、市場・金融アクセスの改善、啓発活動等を実施し、国境地域における女性の経済活動の促進を図ります。
署名式の様子
事業概要は以下の通りです。
国境地域における経済活動の促進による女性の生計向上計画（ＵＮＤＰ連携）
The Project for the Improvement of Women's Livelihoods through the Promotion of Economic Activity in the Border Areas
・国名
（対象地域）
アフガニスタン・イスラム共和国
（バルフ県、タハール県、バダフシャーン県、パクティカ県）
・事業目的
本事業は、周辺国と国境を接する４県において、女性が営む中小零細事業者に対する経済活動拠点の整備、金融アクセス改善及びコミュニティ啓発を行うことにより、女性の経済活動の促進を図り、もってアフガニスタンにおける女性の生計向上に寄与するもの。
・事業内容
1. 経済活動拠点の整備
2. 市場・金融アクセス改善
3. 女性の経済参画に関する啓発活動及び研修
・供与限度額
8億6,400万円
・実施予定期間
24ヵ月
・実施機関
国際連合開発計画（UNDP）
・
SDGs
達成への貢献
ゴール1（貧困をなくそう）
ゴール5（ジェンダー平等を実現しよう）
ゴール8（働きがいも経済成長も）
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