JICAが出資する信託基金“TADAC”を通じた支援 (海外投融資): ブラジル「サン・ボルハ - サント・トメ国際橋の運営・維持管理・修繕事業(ブラジル~アルゼンチン)」に対する融資契約の調印について
2026.08.27
国際協力機構(JICA)が出資する「中南米・カリブ地域 民間セクター開発信託基金(TADAC)」を活用し、米州投資公社(IDB Invest)は、ブラジルのサン・ボルハ市とアルゼンチンのサント・トメ市を結ぶ国際橋の運営・維持管理・修繕事業を実施するCS Rodovias Mercosul S.A.との間で6月8日に融資契約に調印いたしました。本事業では、IDB Invest及びTADACがそれぞれ1,750万米ドルを拠出し、合計3,500万米ドルの協調融資を行います。
本事業は、ブラジル・アルゼンチン間貿易の重要な物流回廊であるサン・ボルハ - サント・トメ国際橋及び統合国境センターの運営・維持管理並びに改修を通じ、国境通過の効率化、物流の円滑化及び地域経済の活性化を図るものです。これにより、メルコスール域内のサプライチェーン強化や貿易促進に寄与するとともに、ブラジル及びアルゼンチンの持続的な経済成長を後押しすることが期待されます。両国は我が国にとって資源・食料供給国等の観点から重要な戦略的パートナーであり、本事業は同国の経済基盤強化を通じて我が国の経済安全保障にも資するものと考えられます。
(注)JICAは、中南米・カリブ地域最大の開発金融機関である米州開発銀行(IDB)に設置され、IDBグループの中で民間投融資を担うIDB Investによって運用される信託基金(Trust Fund Achieving Development of Latin America and the Caribbean、通称TADAC) に現状10億米ドルの出資を約束しています。TADACは、IDB InvestがSDGs達成に向けた民間企業の取り組みに対して行う融資にあわせて協調融資を行います。JICAは海外投融資を活用してTADACへの出資を行い、中南米・カリブ地域のSDGs達成に必要な資金ギャップの縮減を図り、同地域における持続的な社会経済の発展に貢献するものです。
・融資先
CS Rodovias Mercosul S.A.(CS Mercosul)
・国名(対象地域)
ブラジル連邦共和国
・融資額(上限)
1,750万米ドル
・案件名
サン・ボルハ - サント・トメ国際橋の運営・維持管理・修繕事業(ブラジル~アルゼンチン)
・事業目的
本事業は、CS Mercosulに対する長期融資を通じて、サン・ボルハ - サント・トメ国際橋及び統合国境センターの運営・維持管理・修繕を支援し、ブラジル・アルゼンチン間の物流効率化、地域経済の発展及び越境流通機能の強化を図るものです。
・事業概要
本事業の融資は、CS Mercosulによるサン・ボルハ - サント・トメ国際橋及び統合国境センターの運営・維持管理・修繕事業に充当される。
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SDGs
への貢献
ゴール8(働きがいも経済成長も)
ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう)
ゴール10(人や国の不平等をなくそう)
ゴール13(気候変動に具体的な対策を)
ゴール 17(パートナーシップで目標を達成しよう)
サン・ボルハ - サント・トメ国際橋