アフガニスタン向け無償資金協力贈与契約の締結:UNODCを通して、脆弱層に対する麻薬対策能力の強化を支援
2026.09.04
国際協力機構(JICA)は、9月3日、国連薬物・犯罪事務所(United Nations Office on Drugs and Crime、以下 「UNODC」)との間で、「脆弱層のための麻薬対策能力強化計画(UN連携/UNODC実施)」を対象として、無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。
署名式の様子
本事業は、JICAとUNODCが連携し、アフガニスタンの中で麻薬原料植物のケシ栽培が盛んな5県において、代替作物の栽培促進や麻薬使用に対する予防・治療等の支援を実施します。これにより、合法的な生計手段の確保及び麻薬使用に伴う健康被害の低減を図り、脆弱な立場に置かれた人々の生活の安定を支援するとともに、人道的ニーズへの対応及び地域社会の安定化に貢献します。
事業概要は以下の通りです。
・国名
(対象地域)
アフガニスタン・イスラム共和国
(タハール県、バドギス県、バダフシャーン県、カンダハール県及びヘルマンド県)
・事業目的
アフガニスタン5県(タハール県、バドギス県、バダフシャーン県、カンダハール県及びヘルマンド県)において、麻薬の原料となるケシの栽培従事者に対する代替生計手段の導入促進及び麻薬使用に関する予防・治療環境の整備等を支援することにより、合法手段による生計向上及び麻薬使用に伴う健康被害の低減を図り、もって同国において人々の健康的な生活の確保及び持続的・自立的発展のための支援に寄与するもの。
・事業内容
1. ケシ栽培従事者に対する代替生計手段支援に係る実施計画作成
2. 代替生計手段の導入促進
3. 麻薬需要削減に係る実施計画作成
4. 麻薬使用に係る予防・治療環境の整備
・供与限度額
14億8,800万円
・実施予定期間
24ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
・実施機関
国連薬物・犯罪事務所(UNODC)
・
SDGs
達成への貢献
ゴール1(貧困をなくそう)
ゴール3(すべての人に健康と福祉を)