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JICAが出資する信託基金“TADAC”を通じた支援 (海外投融資):トリニダード・トバゴ共和国「飲料リサイクル支援事業」に対する融資契約調印について

#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs
#13 気候変動に具体的な対策を
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2026.10.15

国際協力機構(JICA)が出資する「中南米・カリブ地域 民間セクター開発信託基金(通称TADAC)」(注)を活用し、米州投資公社(IDB Invest)は、カリブ地域最大級のコングロマリットであるANSA McAL Group(以下、ANSA McAL)及び傘下の飲料事業会社Caribbean Development Company Limited (CDC)との間で、7月17日に融資契約に調印いたしました。

本事業では、中南米・カリブ地域民間セクター開発信託基金(TADAC)からの拠出額5,000万米ドルの融資を含む総額最大5億米ドルの融資枠が承認されています。

本融資は、カリブ地域で唯一のガラス容器リサイクルモデルを持つコングロマリットの設備更新を支援し、廃棄物削減と資源循環を促進することで、地域の持続可能な廃棄物管理のロールモデルを構築するものです。また、非エネルギー輸出が全輸出の20%にとどまるなど、エネルギー依存度の高いトリニダード・トバゴにおいて、飲料・ガラス製品など製造業の輸出拡大を支援し、外貨獲得手段の多様化を促進します。これにより、国際価格変動への脆弱性を低減させ、エネルギー依存型経済からの脱却を後押しし、同国の経済安定化に貢献します。さらに、日本企業にとって中長期的により安定した事業・投資環境の形成が期待されると共に、日本企業は環境技術、省エネ設備、資源循環技術等に強みがあるため、将来的な連携も期待できます。

(注)JICAは、中南米・カリブ地域最大の開発金融機関である米州開発銀行(IDB)に設置された信託基金(Trust Fund Achieving Development of Latin America and the Caribbean、通称TADAC)に対する15億米ドルの出資を約束しています。TADACは、 IDBグループの民間投融資部門であるIDB Investが実施する融資と協調して民間企業向け資金供給を行う仕組みです。JICAは海外投融資を通じてTADACへ出資し、中南米・カリブ地域のSDGs達成に必要な資金ギャップの縮減と持続的な社会経済の発展への貢献を目指しています。

タブレット端末を活用し、物流・在庫管理業務を行う現地スタッフ

・融資先
ANSA McAL Limited(ANSA)及びCaribbean Development Company Limited (CDC)

・国名(対象地域)
トリニダード・トバゴ共和国

・融資額(上限)
5,000万米ドル

・案件名
飲料リサイクル支援事業

・事業目的
本事業はカリブ全域をカバーするコングロマリットであるANSA及び傘下の飲料事業会社CDCへの融資を通じて、飲料設備及びガラス瓶供給の炉再構築等を支援することで、トリニダード・トバゴの循環型経済の確立を図るもの。

・事業概要
本事業の融資は、CDCの飲料製造設備(醸造・包装・物流・HSE)及びCDCへガラス瓶を供給するCarib Grasswork Limited (CGL) の炉再構築等のCAPEX(設備投資)、さらに飲料やガラス瓶の原材料輸入の運転資金に充当される。

・ SDGs への貢
ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう)
ゴール13(気候変動に具体的な対策を)
ゴール 17(パートナーシップで目標を達成しよう)

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