アフリカからの留学生がオンラインで集合!コロナを乗り越えABEイニシアティブ3.0の導入プログラム実施

掲載日:2020.09.02

イベント |

概要

プログラム名:アフリカ地域留学生向けABEイニシアティブ3.0導入プログラム
日時:2020年9月2日(水)
主催:国際協力機構(JICA)
場所:ウェビナー

【画像】

コロナ禍の影響で2020年春の開催予定から延期となっていたアフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)の留学生を対象としたABEイニシアティブ3.0導入プログラムが2020年9月2日にウェビナーにて実施されました。同プログラムは途上国各国から集まる留学生向けの第1回留学生合同プログラム(2020年8月31日~9月2日)の、最終日に、アフリカ地域からの留学生を対象に実施されたものです。
(最初の2日間の内容はこちら)

本プログラムは、TICAD7(第7回アフリカ開発会議)にて発表されたABEイニシアティブ3.0の下で初めて企画されたものです。第1回目の開催となった今回は来日から約1年経過したABEイニシアティブ第6バッチの留学生に加え、他のJICAプログラムで来日している留学生、国費や私費で来日中のアフリカからの留学生80名以上がオンラインで集まりました。

冒頭、JICA萱島信子理事、逢沢一郎日本・アフリカ連合(AU)友好議員連盟(AU議連)会長、三原朝彦AU議連会長代行、ベンシェリフ在日アルジェリア大使からのビデオメッセージを通じて、コロナ禍においても日本各地で大学院での研究や企業でのインターンシップに励む留学生に向けて、激励のメッセージが送られました。その後、留学生はコロナ禍におけるJICAによる国際協力の状況や、ビジネス・産業開発を中心としたJICAのアフリカ協力について学びました。また、JICAの現地事務所や本部のスタッフらとディスカッションする時間が設けられ、留学生自身の研究や今後のJICAとの協力可能性について議論を深めました。結果、アフリカ出身の留学生にとって、ABEイニシアティブやJICAの協力について理解を深め、JICAや留学生同士のネットワーキング強化にもつながる、貴重な機会となりました。

プログラム

冒頭挨拶

  • 開会挨拶
    JICA理事 萱島信子
  • 日本・アフリカ連合(AU)友好議員連盟からのビデオメッセージ
    AU議連会長 逢沢一郎衆議院議員
    AU議連会長代行 三原朝彦衆議院議員
  • 在京アフリカ外交団からのビデオメッセージ
    モハメド・エル・アミン・ベンシェリフ アルジェリア民主人民共和国特命全権大使

インプットセッション

  • アフリカへのJICAの協力-TICAD7とコロナ対応-
    JICAアフリカ部次長 田中香織
  • アフリカでの産業開発・ビジネス分野における日本企業の現状とJICAの協力
    JICAアフリカ部計画・TICAD推進課 吉澤啓

ネットワーキングセッション

JICAアフリカ部・中東・欧州部、アフリカ地域在外拠点等