スズキ株式会社からコンゴ民主共和国国立職業訓練機構(INPP)へ職業訓練用機材として車両等を寄贈いただきました

掲載日:2024.04.26

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2024年4月18日(木)寄贈記念式典の開催

コンゴ民主共和国国立職業訓練機構(以下「INPP」という)に対して、スズキ株式会社から車両3台を含む訓練機材を寄贈いただき、INPP本部にて、寄贈記念式典が行われました。

クロウディン・ンドゥシ・ムケンベ雇用・労働・社会保障大臣、前川秀信駐コンゴ民主共和国日本国大使館参事官、ゴデフロイ・スタニスラス・チマンガ・ワ・ムントゥアブINPP総裁の臨席の下、スズキ株式会社サービス本部海外サービス部長石川慎治様からンドゥシ大臣に対して、寄贈品目録と寄贈車両のレプリカキーが贈呈されました。

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石川様からはスズキ株式会社代表取締役社長鈴木俊宏様からのメッセージを代読頂き、INPPに訓練機材を寄贈し、それら機材を用いてINPPが質の高い訓練を提供し自動車整備士を育成することは、たゆまない努力を通じ自己の能力を最大限発揮するというスズキ社のモットーに合致するもので、INPPで訓練を受けて卒業する自動車整備士には、維持管理のプロフェッショナルとして最大限の能力を発揮してほしいという激励の言葉を頂きました。

これに対し、INPP総裁からは繰り返し謝辞が述べられ、これら訓練機材を最大限活用して質の高い訓練を提供し、育成された自動車整備士が活躍することで、同国のモビリティと交通安全を改善し、快適で安心な生活が送れるよう貢献したいという表明がなされました。

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2024年4月19日(金)スズキ株式会社 “Professional Technician”についての特別講義の開催

寄贈記念式典に続き、翌日にはスズキ株式会社石川様及びマルチ・スズキ・インディア国際マーケティング本部サービス・スペアパーツ部長アラグベル・ラガヴァン様より、”Professional Technician”をテーマとして、特別講義を行っていただきました。
本特別講義には、INPPの幹部及び訓練指導員を中心に約130人が参加しました。

石川様からは、スズキ株式会社の事業紹介のほか、自動車整備において重要な取組やツールのご紹介を頂きました。また、アフリカでは自家用車の増加が見込まれ、それに伴い自動車整備の重要性も増すことから、プロフェッショナルの技術者になれるように勉強に励み最善を尽くしてほしいというメッセージを頂きました。
ラガヴァン様からは、マルチ・スズキ・インディア社の事業紹介に加え、スマホやAI等のデジタル技術を用いたアフターセールスサービスの取り組みについて紹介を頂き、活発な質疑応答が行われました。

JICAは引き続き技術協力プロジェクト「国立職業訓練機関能力強化プロジェクトフェーズ2」を通じて、INPPの職業訓練の質向上と同国の産業人材育成に貢献してまいります。

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ご参考:コンゴ民におけるJICAの職業訓練分野の取組み