フィリピン マニラLRT1号線事業の調印セレモニーの開催について

掲載日:2024.07.08

イベント |

概要

イベント:Reception and Seminar on welcoming Hankyu and JICA to LRT1, and signing Technical Assistance Agreement for operation and maintenance of LRT1
日時:2024年6月26日
場所:フィリピン マニラ

主な参加者

住友商事、阪急電鉄、フィリピン運輸省大臣・次官、フィリピン財務省・次官、Light Rail Manila Corporation CEO、Metro Pacific Investment Corporation、Ayala Corporation、遠藤駐フィリピン日本大使等

内容

JICA及び阪急電鉄は、2024年4月25日付で、フィリピン共和国のマニラ首都圏を南北に結ぶ都市旅客鉄道Manila Light Rail Transit System Line1(以下:LRT1号線)の運営・保守事業に係る出資関連契約を締結しました。当該フィリピンLRT1号線事業のセレモニーが2024年6月26日(水)にマニラで開催され、フィリピン政府関係者、日本政府関係者、多数のメディアなどが出席、JICAからは廿枝理事、坂本フィリピン事務所長、民間連携事業部海外投融資第1課安村課長が出席しました。セレモニーでは、阪急電鉄およびJICAが新たな株主として歓迎されるとともに、阪急電鉄、LRMC(LRT1号線の運営事業体)、住友商事との間で今後の技術協力に関する覚書がJICA廿枝理事や他参加者の立ち合いのもとで締結されました。今後、JICAのサポートのもとで、日本勢の鉄道運営・保守の知見によるLRT1号線の運営・保守強化が成されるその第一歩を刻むことが出来ました。

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覚書署名時

JICAの海外投融資事業では、インフラ・成長加速・SDGs達成に貢献する事業を対象分野としており、インフラ分野及び日本企業支援に資する事業拡大にも注力してきました。今回の案件は、JICA及び阪急電鉄にとって初の海外での鉄道運営・保守事業への投資となり、日本企業による質の高いインフラ事業の海外進出を後押しするものです。また、JICAは長年マニラ首都圏の鉄道網整備への協力をフィリピン政府に対して実施してきました。本件は、日本の民間企業の投資を呼び込み、民間企業の知見の知見を活用して、より一層マニラ首都圏の鉄道の利便性を高める足掛かりになることが期待されています。

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LRT1号線

さらに、マニラ首都圏はASEAN諸国の中でも最も渋滞が深刻な都市の一つとされており、公共交通網の整備を喫緊の課題とされており、本件による運営・保守の強化を通じ、当該課題の解決にも貢献することが期待されています。

JICAは様々なパートナー機関とのさらなる連携を図りながら、今後も日本企業の海外進出を後押しし、開発途上国における質高インフラの海外展開を通じて、持続可能な開発目標SGDsの達成に貢献していきます。