「アフリカの廃棄物の今 -きれいな街づくりからサーキュラーエコノミーまで-」 ビジネスセミナーを開催
掲載日:2025.09.02
セミナー |
イベント名:「アフリカの廃棄物の今 -きれいな街づくりからサーキュラーエコノミーまで-」
開催日: 2025年8月18日(月)10:00-16:00
主催: 独立行政法人国際協力機構(JICA)
場所: ハイブリッド開催(JICA横浜センター/Zoomウェビナー)
言語: 英語、フランス語、日本語 (同時通訳あり)
本イベントでは、第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に合わせて「アフリカきれいな街プラットフォーム」の総会が8月20、21日に開催され、加盟47か国の廃棄物担当部局の代表が横浜に集合するという貴重な機会を活かし、アフリカのごみ問題、循環経済の課題と、日本の経験・技術をつなぎ、持続可能な未来に向けた協働の可能性をについて議論しました。
開会挨拶では、UN-HABITATの横田雅幸南部アフリカ地域事務所長とJICA横浜の大野裕枝所長が、アフリカの廃棄物問題解決における民間企業との連携の重要性を強調しました。
第一部では、JICA地球環境部の柴田和直次長が、アフリカの廃棄物管理の現状とACCPの活動について説明しました。続いて、エジプト、ケニア、ガーナ、南アフリカの代表が、廃棄物管理に関する法制度や現状課題について発表し、日本企業の参入の可能性を議論しました。
第二部では、JICAのきれいな街推進事業と民間連携事業が紹介され、日本企業4社が現地でのビジネス展開と課題解決への取り組みを発表しました。パネルディスカッションでは、アフリカ側から廃棄物管理や雇用創出への期待が示され、日本企業の強みを活かすための現地人材育成の重要性が議論されました。
閉会挨拶では、JICA地球環境部の伊藤晃之部長が、アフリカ諸国と日本が共に持続可能な未来を築くことを願い、今後も連携を深めていく意向を表明しました。セミナー後のネットワーキングでは、活発な意見交換が行われ、アフリカ参加者による日本企業の工場訪問の申し込みもあり、交流が一層深まりました。
会場の様子
会場の様子
パネルディスカッション
登壇者集合写真
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