フィリップ・キング氏作 鉄鋼彫刻「トワイライト・オベリスク」のご紹介

2020年4月21日

鉄鋼彫刻「トワイライト・オベリスク」

JICAFe オープンテラス一角

JICAFeのオープンテラス一角にある「トワイライト・オベリスク」は、 「牡牛座の月」と同じフィリップ・キングの作品で、1989年10月「鉄の彫刻-千葉’89 都市と人間-鉄との対話」で制作した「トワイライト・オベリスク」と同じ鉄鋼彫刻作品です。

JICAFeでグリーンガーデンとトワイライト・オベリスクを眺めながら食事を楽しんだり、八幡の鉄鋼彫刻マップを片手に散策してみませんか。

◎FHILLIP KING(フィリップ・キング)
1934年チュニジア共和国チュニス生まれ。
1957年からセント・マーチン美術学校で学んだ後にヘンリー・ムーアの助手を経てアンソニー・カロとともにイギリス彫刻界を代表する英国の彫刻家。1960 年代初頭に、プラスティックやファイバーグラスなどの新素材を用いた鮮やかな色彩の彫刻がイギリス美術の新動向として取り上げられ、注目を集めた。イギリスを中心に現在も活動を続ける。

◎牡牛座の月
昭和62年、内外の鉄の彫刻家たちが腕を競った初めての国際鉄鋼彫刻シンポジウムが八幡東区東田で開催されました。このシンポジウムでは、かつて実用品として使われた鉄が、美術をかたちづくるという鉄の新しい可能性が認識されました。「牡牛座の月」は、このシンポジウムの中心的作家であったフィリップ・キング氏の作品です。シンポジウム終了後、この作品を市内に残そうという機運が高まり、国際交流ゾーンの整備に合わせ、現在の平野緑地の一角に移設されました。https://www.city.kitakyushu.lg.jp/yahatahigashi/file_0036.html
出典:北九州市八幡東区HP