JICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」(2020年度第8回目)が放送されました!@佐賀

2020年9月16日

9月2日参加メンバーでポーズ

 2020年9月2日(水)、佐賀のコミュニティラジオ「えびすFM」にてJICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」(2020年度8回目)が放送されました。今回も前回同様、新型コロナウィルス感染防止策としてアクリル板、マスク着用、手指消毒対応で放送に臨みました。
 9月のメッセージテーマは「語学」についてでした。タイニーさんからは現地の人の書く手書きの文字がどうしても解読できず、その場合にはバイト仲間が優しく読んでくれたという話をご紹介頂きました。また金髪先生より、スワヒリ語を習得する為にスワヒリ語のラジオを繰り返し聞いたという思い出をご紹介頂きました。メッセージを受け、皆さんと思い出を共有することで、現地で経験した事を鮮明に思い出す事ができました。
 なすっこさんからは任地の言葉で好きな言葉やフレーズは何ですか?と逆に質問を受け、考えさせられたパーソナリティ一同。ちなみになすっこさんからはウズベク語の『フドホ フラサ(神が望むなら)』をご紹介頂きました。武田からはスワヒリ語の『ポレポレ』をご紹介しました。意味は『ゆっくりゆっくり』です。新型コロナウィルス発生から9か月。普段と違った日常を強いられているこんな時期ですが、心に余裕を持って日々行動していけたらいいなと思います。
 最後にカリブ海の島国セントルシアには派遣されていたのぞみーこさんからのメッセージをご紹介します。「語学」に関連して、現地の人々がよく口癖のように使っていた『That's not my business』という表現をご紹介頂きました。日本語では『私が気にすることではない』というような意味。セントルシアは人口約18万人で、日本の淡路島くらいの大きさの本当に小さな島国との事、お互いの関係性や距離感がどうしても近くなってしまう中、ともすると人の噂話もすぐに真偽問わず広がる環境です。しかしながら、セントルシア人はこの 『That's not my business』 という意識にあるように、お互いが狭い環境の中でも快適に暮らしていけるように、互いに干渉しすぎない、必要以上に詮索しない、という絶妙なバランス感覚を持っていたように感じられていたとの事。この『That's not my business』 の意識は、コロナ差別・中傷を無くすために、日本人も見習えるところであり、コロナにかかりたくてかかる人はおらず、また対策してもかかってしまったら治療に専念するほか仕方がない。かかった方の回復を祈りつつ、また自分も引き続き気をつけて過ごしながら、皆で協力して乗り切ろう!と、とてもポジティブで考えさせられるメッセージを頂きました。
 恒例の「世界の国歌コーナー」は、セントルシアの国歌を流しました。今回メッセージをいただいたみなさま、リスナーのみなさま、本当にありがとうございました。
 次回の放送予定は、2020年9月30日(水)19時~20時です。次回はパプアニューギニアで小学校教諭として活動していた、一時帰国隊員の方をお迎えします。また、メッセージテーマは引き続き「語学」です。たくさんのメッセージお待ちしています。
 次回もどうぞお聞き逃しなく!

【視聴方法】
1.えびすFM(89.6MHz )はコミュニティーFM局に認可される最大送信出力20Wで放送しています。
2.「えびすFM」無料アプリをダウンロードすることで、スマホでいつでもどこでも聴くことができます。
アプリのダウンロードは関連リンクの「えびすFM」無料アプリ(外部サイト)より

【ご案内】
・佐賀の多文化共生推進番組「SPIRA多文化わいわいわい」
公益財団法人佐賀県国際交流協会(SPIRA)が実施する番組も毎月第3水曜日19時~20時に放送中!

お問い合わせ:
  JICAデスク佐賀 武田
  TEL:0952-25-7921 ((公財)佐賀県国際交流協会内)
  Eメール:jicadpd-desk-sagaken@jica.go.jp