JICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」(2020年度第10回目)が放送されました!@佐賀

2020年10月13日

10月7日参加メンバーでポーズ!

 2020年10月7日(水)、佐賀のコミュニティラジオ「えびすFM」にてJICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」(2020年度10回目)が放送されました。今回も前回同様、新型コロナウィルス感染防止策としてアクリル板、マスク着用、手指消毒対応で放送に臨みました。
 10月はさが国際フェスタ月間です。10月4日(日)に神崎市王仁博士顕彰公園で、多国籍料理屋台や、海外雑貨の出店、また民族ダンス・音楽のステージパフォーマンスなど盛りだくさんのメインイベントが開催された事を紹介しました。
 10月のメッセージテーマは「低迷期の過ごし方」でした。ラオスナースちゃんからメッセージを頂きました。「低迷期に入ってしまっているなぁ。…と感じた時は思い切ってやるべき事や、やらないといけない事から一旦離れ、自分の好きなことだけを思い切りやったり、または 何もせずにぼーっとしてみたりします。サボることに罪悪感を感じることなく割り切って休息期間を設ける。そうすると、リフレッシュに繋がり、次に動き出す道筋が見えたりすることもあるような気がします。」とメッセージを頂きました。また、ジョゼフさんからは「自分にダラダラ過ごしてもいいよと言い聞かせてダラダラしたり、バスに乗って近隣の町に行ってリフレッシュしたりしていました。」と息抜きの方法を教えて頂きました。それぞれのパーソナリティも自身が隊員だった時に立ち戻って、どうやって過ごしていただろう…と考える中で苦しかった思い出や自分たちが乗り越えて来た過去を思い出し、涙ぐむ場面もありました。曲を聞いたり、絵画を描いたり、物語を作ったりと、その物事から距離を置いたり、文字に起こすことでそれを客観的に受け入れて昇華させたり、日本人・現地の方問わず信頼できる人に話して気持ちを整理したりと、様々な向き合い方を話して頂きました。
 帰国して時が経つと、任国で過ごした全ての思い出が良いものに代わってしまいますが、どこか胸の奥にしまって、忘れてしまった辛かった思い出も多くあります。しかし、その一つ一つに向き合うことで、自身の過去を見つめなおし、頑張ってきた自分を認める事で、本当にその物事を昇華出来るのではないかと思っています。また、そうやって乗り越えた経験は自分に自信を与え、再び低迷期が訪れても乗り越えていけるのではないかと思います。この協力隊ラジオが、リスナーの皆さんにとっても、自分自身に向き合う、そんな場になればいいなと思います。
 恒例の「世界の国歌コーナー」は、オランダの国歌を流しました。今回メッセージをいただいたみなさま、リスナーのみなさま、本当にありがとうございました。
 次回の放送予定は、2020年11月4日(水)19時~20時です。メッセージテーマは「はまっているもの(~の秋)」です。たくさんのメッセージお待ちしています。
 次回もどうぞお聞き逃しなく!

【視聴方法】
1.えびすFM(89.6MHz )はコミュニティーFM局に認可される最大送信出力20Wで放送しています。
2.「えびすFM」無料アプリをダウンロードすることで、スマホでいつでもどこでも聴くことができます。
アプリのダウンロードは関連リンクの「えびすFM」無料アプリ(外部サイト)より

【ご案内】
・佐賀の多文化共生推進番組「SPIRA多文化わいわいわい」
公益財団法人佐賀県国際交流協会(SPIRA)が実施する番組も毎月第3水曜日19時~20時に放送中!

お問い合わせ:
  JICAデスク佐賀 武田
  TEL:0952-25-7921 ((公財)佐賀県国際交流協会内)
  Eメール:jicadpd-desk-sagaken@jica.go.jp