JICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」(2020年度第12回目)が放送されました!@佐賀

2020年12月25日

12月2日参加メンバーでJのポーズ!

 2020年12月2日(水)、佐賀のコミュニティラジオ「えびすFM」にてJICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」(2020年度12回目)が放送されました。今回も前回同様、新型コロナウィルス感染防止策としてアクリル板、マスク着用、手指消毒対応で放送に臨みました。
 今回はガーナ共和国(以下ガーナ)で青少年活動の隊員として活動されていた元協力隊員の方をゲストにお迎えしました。まずは、ガーナについて少しご紹介頂きました。西アフリカにあるガーナはサバナ気候という事で、年間通して暑く、最高気温は46度にものぼるとの事。ベッドに水を撒いて寝ていたとご紹介頂きました。また、ハマターンという貿易風が吹き、サハラ砂漠の砂を大量に運んでくるそうで、それは目の前が見えなくなる程で、家の中にも砂が入ってきて洗濯物も大変だったと教えて頂きました。
 要請内容は、ICT(情報通信技術)の授業の一環として、小中学校でパソコンを教えるといったものでした。しかし、そんな要請とは裏腹に、派遣された任地の学校にはパソコンが一台もない!そんな中、どうやって授業をしたら良いのか、、、行き着いたのは「歌とダンス」でした。隊員の間では、キーボードを黒板や紙に書いて教えたり、キーボードを段ボールで作成して教えていたといった話をよく聞きます。しかし、歌とダンスというのを初めて耳にしたパーソナリティー一同は大興奮。「習いたい!」とゲストさんに歌を歌って貰うことに。「ドレミの歌みたいなやつですか?」と一人が聞くと、「どちらかというとABCの歌ですね。」と、キーボードの配置を順に歌っていく内容のものをご披露頂きました。また、マウスを使うためのダンスもあるようで、少しご紹介頂きました。どんな環境にも挫けず、楽しく現地に沿った方法で活動に取り組まれていた様子が目に浮かびました。
 また、12月のメッセージテーマは「協力隊経験を通し得たもの」でしたが、ゲストの方からは、『現地の方々と築いてきた関係性』を挙げて頂きました。新型コロナウィルスの影響により帰国する事となり9か月が経ちましたが、大家さんや職場の方、現地で出来た友達などと、よく連絡を取り合っているとの事で、それによって待機中励まされる事も多かったとのことでした。どこの国にいても思いを伝え合って、感情を共有していける友人。何よりもかけがえのない「協力隊を通し得たもの」だったのではないかと思います。
 恒例の「世界の国歌コーナー」は、ガーナの国歌を流しました。今回メッセージをいただいたみなさま、リスナーのみなさま、本当にありがとうございました。
 次回の放送予定は、2021年1月6日(水)19時~20時です。次回のメッセージテーマは「各国の新年の過ごし方」です。たくさんのメッセージをお待ちしています。
 次回もどうぞお聞き逃しなく!

【視聴方法】

1.えびすFM(89.6MHz )はコミュニティーFM局に認可される最大送信出力20Wで放送しています。
2.「えびすFM」のアプリが、「FMプラプラ」に統合されました!
「FMプラプラ」無料アプリをダウンロードし、「えびすFM」をお気に入り登録することで、スマホでいつでもどこでも聴くことができます。 詳しいダウンロード方法は関連リンクのえびすFM HPに記載されておりますので、ご確認ください。

【ご案内】

・佐賀の多文化共生推進番組「SPIRA多文化わいわいわい」
公益財団法人佐賀県国際交流協会(SPIRA)が実施する番組も毎月第3水曜日19時~20時に放送中!

お問い合わせ:
  JICAデスク佐賀 武田
  TEL:0952-25-7921 ((公財)佐賀県国際交流協会内)
  Eメール:jicadpd-desk-sagaken@jica.go.jp