<イベント報告・佐賀>セルビア共和国国際理解講座が開催されました!

2021年2月16日

質疑応答中

セルビア国際理解講座中の様子

3×3バスケットボール講座中の様子

 JICAデスク佐賀では、東京オリンピック・パラリンピック2020の開幕が延期されたことを逆にチャンスと捉え、ホスト国と関係する団体と協働し、佐賀県でおもてなしする機運を高めるための活動を行うことにしました。
 佐賀県国際交流協会、サワディー佐賀、佐賀県国際課・スポーツ課、プロバスケットチームKARATSU LEO BLACKS、Kia Ora Kiwi(キオラ キウイ)と『さがホストタウンおもてなしネットワーク』を結成し、オリンピック2021のホストタウンとしておもてなしの為の国際理解イベントを実施しています。
 イベント第6回目となった1月30日(土)は、『オンライン国際理解講座⑥~セルビア共和国編~』を、佐賀県にゆかりのある、セルビア在住の日本人の方をゲストに迎え、現地とZoomで繋ぎ、国際理解講座を実施しました。また、プロバスケットチーム KARATSU LEO BLACKS代表により、新たなオリンピック種目である3×3バスケットボールに関してお話し頂きました。
 ゲストの方は、セルビア共和国に30年以上お住まいとの事で、その国の人に劣らない程の情報量で、ヨーロッパ情勢や地理、政策などの話も含めたセルビア基本情報をお話頂きました。アナウンサーのように、流暢に話される食事、農産業、観光地、文化背景等のお話に心を奪われていましたが、なんとゲストさんはyoutubeにて『セルビアちゃんねる』というチャンネルをお持ちとの事で、160本もの動画を出されているという事でした。そちらでもセルビアに関する沢山の情報を配信されていますので、ぜひ皆様もご覧ください。最後に、オリンピックに関連しスポーツに関してのお話を頂きました。セルビアは球技が有名という事で、プロテニスプレーヤー ノバク・ジョコビッチ選手を筆頭として有名選手を多く輩出しているとの事でした。新たなオリンピック種目である3×3バスケットボールに於いても、セルビアチームは断トツで強く、こちらに関してはKARATSU LEO BLACKS代表よりお話頂きました。まず、読み方は「スリーエックススリー」が正式な読み方であるとの事。もともと3on3(スリーオンスリー)と呼ばれていたものが正式種目に登録される際に、前述した3×3となった旨をお話頂きました。試合は商業施設や近隣の公園などにバスケットコートを設置し屋外にて行われ、それによって道行く人が立ち止まって観戦できる気軽さや、音楽が流れDJの演出や、汗が飛び散るような位置で観戦できる臨場感を3×3の魅力として挙げられました。また、セルビアのチームを受け入れるKARATSU LEO BLACKSに関しても成り立ちや戦績など詳しくご紹介頂きました。KARATSU LEO BLACKS自体も日本で優勝経験のあるチームであり、その2つの強豪チームの関りを佐賀県唐津市で見られるという事に心がおどりました。
 ご覧頂いた皆様ありがとうございました。佐賀が6か国のホストタウンとなりこのような機会を設ける事が出来、各国の事を詳しく知る機会を作れた事を嬉しく思います。
 (当日の様子はさがホストタウンおもてなしネットワークFacebookよりご覧いただけます。)
 次回2月のホストタウンおもてなしイベントは、フィンランド雑貨ヒンメリのワークショップを実施予定です。イベント情報にてご確認ください。次回もお楽しみに!

(JICAデスク佐賀 担当:武田)