<イベント報告・佐賀>さがホストタウンおもてなしネットワーク オランダ料理イベント

2021年3月16日

3月11日参加者でにっこり!

エルテンスープとライ麦パン完成!

料理風景(1)レムコー先生の野菜の切り方レクチャー

料理風景(2)野菜の切り方を話し合う二人

食事風景

 JICA佐賀デスクは、東京オリンピック・パラリンピック2020の開幕に向けて、佐賀県国際交流協会、サワディー佐賀、佐賀県国際課、佐賀県スポーツ課、プロバスケットチームKARATSU LEO BLACKS、Kia Ora Kiwiと『さがホストタウンおもてなしネットワーク』を結成し、ホストタウンとしておもてなしの為の国際理解イベント、ワークショップイベント等を実施してきました。
 イベント第8回目となる3月11日(木)は、佐賀県内のオランダ人の方3名をゲストにお迎えし、そのうち1名の方が有田で営むゲストハウス(ケラミック有田)よりオランダ料理の作り方をオンライン配信しました。冬に良く食べられるという『エルテンスープ』という、えんどう豆のスープの作り方を紹介して頂きました。スープを作りつつ、煮込んでいる間などで時間に余裕がある際には、オランダの文化紹介やゲスト3名の方が考える佐賀の魅力、言語習得方法など様々なお話をして頂きました。佐賀のオランダ人の方が一堂に会するというなかなかない機会、オランダ人の方同士で話す“あるある”話が聞けたのが面白かったです。一つ驚いた事としてご紹介すると、オランダ料理の主食について尋ねた際、そもそも主食という概念が無いという話や、温かいものを食べるのは一日に一度夕食のみで、朝から温かい食事は重い感じがすると話され、本当に国によっても考え方はさまざまであると改めて感じました。また、イベント当日は、3月11日という事で東日本大震災から10年目の日でした。10年前のあの日、ゲストの皆さんはどこで震災のニュースを見たのか、どういった思いを抱いたのか等を伺い、14時46分から1分間、被災者の方々へ黙とうを捧げました。
 出来たエルテンスープの味付けは、塩とブイヨンのみでしたが、お肉と野菜の旨味がぎゅっと詰まった深い味わいを感じました。スープのお供に食べるライ麦パンは保存食用だそうで、少し硬く酸味の効いた穀物の味のするものでした。そこにバターを塗って生ハム、マスタードと一緒に食べました。本当に美味しかったです!ぜひ、みなさまも一度作ってみられてはいかがでしょうか?
(当日の様子は、さがホストタウンおもてなしネットワークFacebookから動画をご覧いただけます。※下記関連リンクをご利用ください。)
 ご覧頂いたみなさま、ありがとうございました。佐賀が6か国のホストタウンとなりこのような機会を設ける事が出来、各国の事を詳しく知る機会を作れた事を嬉しく思います。今回のイベントで、オランダの魅力をご紹介出来た事は勿論ですが、それに加え、佐賀在住オランダ人の方をゲストにお迎えしたことで、同時に佐賀の魅力を伝えるイベントに出来た事を大変嬉しく思います。
 一旦、さがホストタウンおもてなしネットワークとしての月一イベントは今回を最後としますが、この先もホストタウン相手国の選手がオリンピックを迎える日まで応援し続けていけたらと思います。今までご覧頂きありがとうございました。またのイベントの際はイベント告知にてお知らせ致します。

【ご案内】

1.今まで行ったイベント8回分のアーカイブ映像等は、さがホストタウンおもてなしネットワークFacebookよりご覧になれます。お気軽に、さがホストタウンおもてなしネットワークFacebook にアクセス下さい。