<イベント報告・宮崎>宮崎-バングラデシュ・モデル留学生が宮崎市長表敬を行いました!

2021年3月31日

歓迎式典の様子

市長から記念品を受け取る留学生の様子

参加者集合写真

「宮崎-バングラデシュ・モデル」は、JICA技術協力プロジェクトで展開される日本語やソフトスキルの研修を修了した現地IT人材を、宮崎大学の短期留学プログラムに受入れ、人材不足に悩む宮崎県内IT企業の採用に繋げることを狙いとしたものです。この度、第7・8期生17名が宮崎大学での留学プログラムを修了し、就職するに際して宮崎市・戸敷正市長へ表敬訪問しました。戸敷市長からはJICA関係者・宮崎大学・受け入れ企業への謝辞とともに、留学生は宮崎にとってなくてはならない存在であるということ、今後の宮崎での生活が楽しく充実したものになるようにと歓迎と激励の言葉をいただきました。

留学生代表挨拶を行ったメホブバ・ザビンさんからは、新型コロナウイルス感染拡大の影響にて来日が大幅に延期となり落ち込んだ時期があったが、オンラインによる日本語学習のサポートを継続して受けられたことや、最終的に渡航が叶い、大変喜んでいること等と合わせて留学にかかる関係者全員への感謝の言葉が述べられました。
留学生全員が日本語にて自己紹介を行い、最後に全員で写真撮影を行いました。宮崎市役所の職員もベンガル語で場を和ませるなど、バングラデシュと宮崎市の親近感を感じさせる和やかな表敬となりました。
今回の1月に来日した留学生は、4月より県内IT企業にて就労を開始する予定です。
3年間を通したプログラムを通じて宮崎県内に就職したバングラデシュIT技術者の累計は49名となりました。
同プログラムは、地方における高度外国人材の受け入れに関する先進事例として、企業や自治体から注目されています。2021年3月のB-JET*終了後は、宮崎市と地元企業、宮崎大学との連携にバングラデシュ現地大学も加えて、民間資金にて継続していく予定となっています。
*Bangladesh-Japan Engineers’Training Program

(JICAデスク宮崎 担当:田代)