JICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」(2021年度第4回目)が放送されました!@佐賀
2021.07.16
6月30日(水)19時から、佐賀のコミュニティラジオ「えびすFM」にてJICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」の2021年度第4回目が放送されました。今回も新型コロナウィルス感染防止策としてアクリル板、マスク着用、手指消毒対応で放送に臨みました。
今回は、認定NPO法人テラ・ルネッサンス佐賀事務所スタッフ政策提言推進室員の佐々木純徹さんをゲストにお迎えしました。佐々木さんにはテラ・ルネッサンスでの活動や、今まで経験されてきた自衛隊での国連平和維持活動(以下PKO)に関して、またタイの大学院での経験などお話頂きました。また、今回もメッセージテーマは、前回に引き続き「カルチャーショック」という事で、今月のメッセージテーマに関してもお話頂きました。
PKOミッションの本拠地は南スーダンだったとの事ですが、佐々木さん自身はウガンダに駐在され、道路や橋を作る際の材料や機材調達から、スーダンで活動する自衛隊員の食糧確保など、様々な物資調達を任務とされていたそうです。途上国あるあるですが、納期が守られない事があり困ったというお話も共有頂きました。その活動中に町の携帯ショップで出会われた、元少年兵だったというショップ店員の青年。普通我々が少年兵を想像する時、様々なトラウマを抱え社会と隔離されて生活する様子を想像します。しかし、その青年のあまりにあっけらかんと自身の過去を話す様子や、地元民に馴染んで生活している様子にカルチャーショックを感じたとお話されました。その体験から、大学院で少年兵に関して研究され、現職であるテラ・ルネッサンスの活動に繋がっているとのことでした。最後に、日本と世界は繋がっていて切り離せるものではなく、相互に助け合いが必要であるという事、国際協力に携われることはやりがいがあり、日本にとって必要な仕事であると熱い思いをお話頂きました。佐々木さん、ありがとうございました。
恒例の「世界の国歌コーナー」では、ゲストにゆかりのあるウガンダ国歌を流しました。
6月30日参加メンバーで”J”のポーズ
今回メッセージをいただいた皆さま、リスナーの皆さま、本当にありがとうございました。次回の放送予定は、2021年7月7日(水)19時-20時です。次回もどうぞお聞き逃しなく!
【お問い合わせ】
JICAデスク佐賀 担当:武田
TEL:0952-25-7921 ((公財)佐賀県国際交流協会内)
Eメール:jicadpd-desk-sagaken@jica.go.jp
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