JICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」(2021年度第5回目)が放送されました!@佐賀

2021年7月16日

7月7日参加メンバーで”J”のポーズ

 7月7日(水)19時から、佐賀のコミュニティラジオ「えびすFM」にてJICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」の2021年度第5回目が放送されました。今回も新型コロナウィルス感染防止策としてアクリル板、マスク着用、手指消毒対応で放送に臨みました。

 今月のメッセージテーマは、JICA海外協力隊の「訓練」でした。
 番組後半に3名からメッセージが届きましたが、それ以前にパーソナリティが紹介したエピソードと合わせ、ここではいくつかのエピソードを抜粋してご紹介します。始まる前には何か訓練に関してエピソードはあったかなぁと話していた一同でしたが、話し始めると思い出が蘇ってきて話に花が咲きました。中国帰国隊員(以下OB)のパーソナリティからは、10年前の放送日7月7日は訓練所に入る前日だったとの事で、家族に壮行会をしてもらったという思い出を話されました。また、セントルシアOBからは、訓練時期が2016年7月1日にバングラデシュで起きた襲撃事件後だったという事で、真剣にテロ対策講座を受けた思い出をご紹介頂きました。痛ましい事件ではありますが、決して風化させてはならないと思います。ラジオでは、亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、お悔やみを申し上げました。
 ラジオネーム洗濯屋さんからは、訓練所で行う数々の予防接種の話題に関連し、海外では野良猫や野良犬に触れるのも危ない。狂犬病に限らず生死に関わる病気に罹る心配がある地域に派遣される事は怖くないのか?という質問を頂きました。狂犬病に関しては野良猫・野良犬と目を合わせないよう、触れないよう気を付けたり、マラリアに関してはマラリア予防薬を飲んだりと出来るだけの対策をしていたことをお話しました。回答する中で、病気に対する対応一つとっても、日本では経験し得ない事が多くあると再度考えさせられました。

 次に、ザンビアへ再赴任された隊員の山本恵理さんによる現地レポート「月間えり」のコーナーへ。第2号レポートではザンビアの各部族のあいさつや手話、ザンビア人の寛容さや穏やかさを感じた場面をご紹介頂きました。現地の人と沢山会話をし、現地に溶け込む事を楽しんでいる様子をレポートから感じる事が出来、アフリカの広大な大地、青い空の下、現地の人々と笑い合う山本さんの笑顔が頭に浮かびました。佐賀から山本さんの活動を引き続き応援していきます。
 恒例の「世界の国歌コーナー」は、オリンピックに関連し、佐賀のホストタウン相手国であるフィンランド共和国の国歌を流しました。ついに各地で事前キャンプが始まり、佐賀県にも続々と選手たちが到着しています。ホストタウン相手国の方々がコロナ感染などなく、佐賀に来て良かったと思って頂けるおもてなしが出来ればと思います。

 今回メッセージをいただいた皆さま、リスナーの皆さま、本当にありがとうございました。今回ご紹介出来なかったメッセージは次回ご紹介させて頂きます。
 次回の放送予定は、2021年8月4日(水)19時-20時です。次回のメッセージテーマは「任国で出会った大切な友」です。たくさんのメッセージお待ちしています。次回もどうぞお聞き逃しなく!

【試聴方法】

1.えびすFM(89.6MHz )はコミュニティーFM局に認可される最大送信出力20Wで放送しています。
2.FMプラプラの無料アプリをダウンロード頂き、その中でえびすFMをチャンネル登録して頂くと、世界のどこからでもご試聴できます。
3.下記関連リンクの、えびすFMのホームページからもご試聴可能です。

【ご案内】

・佐賀の多文化共生推進番組「SPIRA多文化わいわいわい」
公益財団法人佐賀県国際交流協会(SPIRA)が実施する番組も毎月第3水曜日19時-20時に放送中!

お問い合わせ:
  JICAデスク佐賀 担当:武田
  TEL:0952-25-7921 ((公財)佐賀県国際交流協会内)
  Eメール:jicadpd-desk-sagaken@jica.go.jp