<イベント報告・佐賀>佐賀でJICA海外協力隊ナビ(2021年度第4回)を開催しました!

2021年7月28日

ティンガティンガ寄贈式

キテンゲ(布)タッセルコース

ティンガティンガ(絵画)コースターコース

上手に出来たよ!

バックをおしゃれに彩り

オンラインセッションの一幕その1

オンラインセッションの一幕その2

会場全体の様子

 2021年7月17日(土)、18日(日)の2日にかけて、佐賀県国際交流プラザにてJICA海外協力隊ナビ(2021年度第4回目)を開催しました。今回はオンラインではなく対面式で開催し、新型コロナウィルス感染防止対策として、座席の間隔を確保してアクリル板を設置、参加者の方にはマスク着用、手指消毒対応、検温、問診票記入へのご協力をお願いしました。
 毎月開催されるJICA海外協力隊ナビでは、協力隊経験者による活動報告やワークショップ、世界の現状や世界が抱える課題を知るドキュメンタリー映画上映などを行い、併せて協力隊応募希望者への応募相談会を実施しています。

 今回のJICA海外協力隊ナビでは、株式会社バラカより新本友氏、中島文子氏の2人の講師を迎え、タンザニア雑貨のワークショップを開催しました。タンザニアで描かれるティンガティンガでのコースターアート、またはキテンゲと言われる布でのタッセル・携帯ストラップ作りの2種類から1種類を選択して体験して頂きました。また、その後は元タンザニア隊員による、現地で話されるスワヒリ語のあいさつ講座と、現地と佐賀を繋いでのオンラインセッション(午後の部のみ)を実施しました。各回15名定員としていましたが、イベント2日間で満員に近い42名の方にご参加頂きました。
 各々好きなペンキの色でカラフルなキリンを描き上げたり、沢山あるタンザニア産のキテンゲから各自が好みのものを選んでタッセルを作成しました。ペンキの色や布を選択するだけでもワクワクが伝わってきて、ワークショップの一つ一つの工程を楽しまれていたようでした。後半のオンラインセッションでは、ティンガティンガ画家のムワメディ氏、現地スタッフのハミシ氏と、通訳としてバラカ会長の島岡ご夫妻にご登壇頂きました。参加者の皆さんは、習いたてのスワヒリ語で現地の方々とあいさつを交わし、タンザニアに関してやゲストの描く絵画に関しての質問等を投げかけ交流されました。
 ワークショップを実施する中で、講師や他の協力隊経験者、またはご参加頂いた方々同士で世界の事についてお話をし、理解を深められているようでした。
 また、実際にJICA海外協力隊への応募を検討されている方の参加も数名あり、協力隊参加への不安を解消すべく、応募方法や制度面、職種と要請の選択の仕方などについての質問を熱心にされていました。

ここで、参加いただいたみなさまの声を紹介します。※一部抜粋
・ワークショップを通じて、協力隊やタンザニアという国について知れて楽しかった。(30代)
・ティンガティンガを作成しとても癒された。バラカのお二人からも色々話が聞けて印象に残った。一番はオンラインでタンザニアと繋いで貰い直接話が出来た事で、やっぱり現地に行きたい気持ちが高まった。(40代女性)
・海外の活動に興味はあるが、まだ勇気が出ない。(20代女性)
・今回のイベントを通し、海外の知らない事をもっと知りたいと思い、協力隊に応募したくなった。(20代女性)
・いつも、次はどんな企画をされるのかと、とても楽しみにしています。(40代男性)
・皆さんがイキイキしているのを見聞きし、協力隊に応募したくなった。(40代女性)

 今回のワークショップを通して、タンザニアという国や世界に目を向けたり、JICA海外協力隊について理解を深めて頂くきっかけになった事を嬉しく思います。参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
 最後に、株式会社バラカよりJICAデスク佐賀の配置先である国際交流プラザへ、ティンガティンガを寄贈頂きました。佐賀の地でもタンザニアアートに触れられる場が出来ましたので、お近くにお越しの際はぜひご覧になってみて下さい。

 次回のJICA海外協力隊ナビは、8月8日(日)10時00分-11時30分、パラオに栄養士として派遣されていた元シニア海外協力隊員の嶋津眞由美さんによる活動報告会を予定しています。当日は、対面とオンラインでのハイブリッド開催の予定です。みなさま、ぜひ次回もお楽しみに! 

お問い合わせ:
  JICAデスク佐賀 担当:武田
  TEL:0952-25-7921 ((公財)佐賀県国際交流協会内)
  Eメール:jicadpd-desk-sagaken@jica.go.jp