JICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」(2021年度第6 回目)が放送されました!@佐賀

2021年8月11日

8月4日参加メンバーで”J”のポーズ。背中のロゴを見せたいの巻。

 8月4日(水)19時から、佐賀のコミュニティラジオ「えびすFM」にてJICA海外協力隊広報番組「Jump to the World」の2021年度第6回目が放送されました。 今月のメッセージテーマは、JICA海外協力隊の「任国で出会った大切な友」でした。

 番組中4名からメッセージが届きましたが、ここではいくつかを抜粋してご紹介します。元ボリビア隊員のラジオネームカルロスさんからは、年下の現地の友人が出来た事をご紹介頂きました。仕事や様々なイベントを通してその友人とは気の置けない仲となり、一緒に飲み明かす関係になったとのこと。毎日仕事帰りにお決まりの挨拶として「吞みすぎるなよ!」「お前もな!」とふざけ合っていたそうです。そしてカルロスさんが日本に帰国し数年後、その彼に久しぶりに連絡した際のメールの締めの言葉は、やっぱり「吞みすぎるなよ。」だったとのこと。そのエピソードを聞いたスタジオでは感嘆の声が漏れ、筆者は涙が止まらない程泣いてしまいました。カルロスさんとご友人の国境を越えた友情に感動しつつ、各自自分たちの任国で出会った友人に思いを馳せました。

 また、ラジオネームピココ太郎さんからは、アメリカで出会った友人との思い出をご紹介頂きました。旅行先のアメリカのユースホステルでたまたま出会った人と友人になり、その後ユースホステルで出会う度、余裕のある方がお酒をご馳走したとのこと。今度会うときは「割り勘」で呑めたらとメッセージ頂きました。「割り勘」の言葉に、かけがえのない友人が、今社会人として満足のいく環境で仕事が出来ていると良いな、という願いが込められている様に受け取れました。
 寄せられたエピソードを見ると、友人関係を作る際にお酒を片手に本音で語り合う方も多いようで、お酒は良いコミュニケーションツールの一つであるように感じました。現在コロナ禍という事でなかなか人と会う事が叶いませんが、新型コロナウィルスが終息した暁には、メッセージを頂いたリスナーの皆さんが友人たちと再会し、また語り合える日が来ることを願っています。

 次に、ザンビアへ再赴任された隊員の山本恵理さんによる現地レポート「月間えり」のコーナーへ。第3号レポートでは、現在のコロナの状況、大統領選に向けた周囲の様子、ザンビア女子サッカーオリンピック代表チームの健闘に熱狂した様子、更にSNSを通じて東京オリンピック選手村での各国選手団の食事風景を見て感じた日本食への懐かしさまで様々な話をご紹介頂きました。その後、ザンビアの主食「シマ(メイズと呼ばれるトウモロコシの粉をお湯と混ぜって練ったもの)」をご紹介頂き、パーソナリティは味や食感、作り方などに興味津々でした。コロナの状況やオリンピックへの想いなど、現地の様子を時差なく聞けるのは、協力隊の強みだと改めて感じます。山本さんの貴重なレポートを聞き、ザンビアに思いを馳せつつ、山本さんが残りの活動も頑張っていけるよう佐賀から引き続き応援していきたいと思います。

 恒例の「世界の国歌コーナー」は、オリンピックに関連し、佐賀のホストタウン相手国であるセルビア共和国の国歌を流しました。

 今回メッセージをいただいた皆さま、リスナーの皆さま、本当にありがとうございました。今回ご紹介出来なかったメッセージは次回ご紹介させて頂きます。
 次回の放送予定は、2021年9月1日(水)19時から20時です。次回のメッセージテーマは「活動1年目」です。たくさんのメッセージお待ちしています。次回もどうぞお聞き逃しなく!

【試聴方法】

1.えびすFM(89.6MHz )はコミュニティーFM局に認可される最大送信出力20Wで放送しています。
2.FMプラプラの無料アプリをダウンロード頂き、その中でえびすFMをチャンネル登録して頂くと、世界のどこからでもご試聴できます。
3.下記関連リンクのえびすFMホームページからもご試聴可能です。

【ご案内】

・佐賀の多文化共生推進番組「SPIRA多文化わいわいわい」
公益財団法人佐賀県国際交流協会(SPIRA)が実施する番組も毎月第3水曜日19時-20時に放送中!

お問い合わせ:
  JICAデスク佐賀 担当:武田
  TEL:0952-25-7921 ((公財)佐賀県国際交流協会内)
  Eメール:jicadpd-desk-sagaken@jica.go.jp