<イベント報告・佐賀>佐賀で開発教育/国際理解教育実践報告会を実施しました!

2021年9月7日

会場全体の様子

実践報告の様子(1)吉田先生

実践報告の様子(2)田中先生

意質疑応答・意見交換会の様子

 2021年8月22日(日)、対面式とオンラインを併用して、開発教育/国際理解教育実践報告会を開催しました。

 今回は、JICA九州が実施している開発教育支援事業の紹介、そのJICA開発教育事業のプログラムを利用し、開発教育を行っていらっしゃる小学校教諭のお二人からの実践報告、その後開発教育・国際理解教育に関する情報共有・意見交換会を行いました。
 ゲストである教諭のお二人は、JICA教師海外研修過年度参加者で、元新栄小学校教諭の吉田宗平先生、その方の同僚でJICA開発教育出前講座をご利用頂いている新栄小学校教諭の田中蓉子先生です。吉田先生からは教師海外研修のマラウイでの学びと、その後ご自身が所属されていた新栄小学校で実施された国際理解講座の報告、そしてJICAデスクと共に作成された「総合的な学習」の為の10コマのカリキュラムのご紹介をして頂きました。内容としては、最初に世界の現状を知る為の「世界が100人の村だったら」のワークショップを行い、その後、それと比較して佐賀や学校の現状を知る調べ学習、SDGs講義、私たちが身の回りや学校で出来るSDGsの調べ学習、その発表会であるSDGsアワードといった流れとなっています。
 後任として吉田先生から引き継いだ田中先生からは、ご自身がカリキュラムを使用してみた感想や、授業を受けた生徒たちの様子、そしてカリキュラムの修正点などを報告頂きました。とても分かり易く内容をまとめて頂き、参加者の皆様にとって、とても興味深く参考になるものだったようです。

 この報告会をとおして、JICA開発教育事業の内容のみならず、先生たちが実際に学校現場で行われている授業カリキュラムに関しても詳しく周知できるよい機会となりました。報告会後に、佐賀市内2校の小学校から、開発教育出前講座・授業カリキュラムに関し相談依頼が届き、今後佐賀での開発教育の輪が広がっていきそうな気配にワクワクしています。
 ご試聴頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
(当日の様子は佐賀県国際交流協会Facebookにてご覧頂けます。)

毎月第2水曜日18時から、開発教育ミーティング『地球発見隊ナビ』を開催しています。国際理解教育って何? 開発教育に興味はあるけどどういった内容を授業カリキュラムに取り入れたらいいか分からない、という方でも、ぜひお気軽にご参加頂いて、参考にして頂ければ幸いです。ぜひ一緒にお話ししましょう。

【ご案内】

「地球発見隊ナビ」は、毎月第2水曜日18時から20時の開催です。
1.参加料無料です。
2.申込不要です。
3.オンラインでの参加も可能ですので、ご希望の方は、お気軽に佐賀県国際交流プラザ内JICAデスク佐賀までご連絡ください。
※お車で佐賀国際交流プラザまでお越しの際は、「佐賀商工ビル駐車場」または「唐人南パーキング」をご利用ください。無料駐車券を発行できます。

お問い合わせ:
  JICAデスク佐賀 担当:武田
  TEL:0952-25-7921 ((公財)佐賀県国際交流協会内)
  Eメール:jicadpd-desk-sagaken@jica.go.jp