<イベント報告・福岡>東京オリパラ記念企画第2弾「南アフリカ共和国を知ろう!」出前講座@飯塚第二中学校

2021年10月29日

出前講座の様子(1)「南アフリカについて知ろう」

出前講座の様子(2)「アフリカ教材に目を通す生徒さん達」

出前講座の様子(3)「失業率の高さをどうやって改善する?」

出前講座の様子(4)「JICA支援の事例紹介」

飯塚第二中学校に JICA本部より講師を派遣し、「南アフリカについて知る」出前講座を2クラスで実施しました。

飯塚市は東京オリンピックパラリンピックの南アフリカ共和国ホストタウンになっていたことから、同市中学校を対象にJICAアフリカ部作成の「みんなの知らないアフリカのこと」を配布し、事前学習をしてもらっていました。
そして今回は南アフリカ共和国で駐在経験を持つJICA職員の坪田裕美子さんから、実際に現地での生活の様子や日本の国際協力の支援の話をしてもらいました。
最初は南アフリカクイズから始まり、1.地図でみる南アフリカ、2.写真でみる南アフリカ、3.「虹の国」南アフリカ、4.南アフリカに対する日本の協力の4本立てで話をしてもらいました。
4.南アフリカに対する日本の協力では、「失業率の高い南アフリカを支援するにはどんな方法がある?」について考えてもらうワークも実施し、「職業訓練校を作る」や「新しい会社を作る」など中学生から具体的なアイディアが出ていたことに驚かされました。
また、話のあとには質問タイムもあり、子どもたちから「アフリカの食べ物で美味しかったものは何ですか?」といった素朴な疑問や「人種差別によって失業率は変わるのですか?」といった鋭い質問まで様々な質問がされていました。
第二中学校の校長先生からは、「東京オリンピックパラリンピックをキッカケに飯塚市と南アフリカの親交が今後も深まってほしい。今回のような事業で子どもたちが南アフリカを知るキッカケが出来たのは大変有難い」とコメントを頂きました。

今後もJICAデスク福岡では出前講座を通じて、子どもたちが世界を知るキッカケを作っていきたいと思います。
国際協力出前講座にご関心がある方いらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。

お問い合わせ:
  JICAデスク福岡 担当:鬼丸
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