8月にインドネシア、ガーナのJICA研修員との交流プログラムを実施しました!

2022年8月29日

 今回は、交流プログラムを実施している九州海外協力協会で、8月からインターンをしている近畿大学の渡部より報告します。

 8月に2回JICA研修員とのオンライン交流会を実施しました。
(1)8月13日(土)には、インドネシアの出身で九州大学に在籍しているStevanさん(MUHAMAD Stevan Deby Anbiyaさん)
(2)8月20日(土)には、ガーナの出身で長崎大学に在籍しているShirleyさん(SIMPTON Shirley Victoriaさん)
それぞれ自国のプレゼンや日本の印象を語っていただきました。

インドネシアのお祭りを紹介するStevanさん

Stevanさんとの記念撮影

(1)【インドネシア研修員Stevenさんとの交流プログラムの様子】
 インドネシアの人口は、2億7千万人と日本の2倍以上あり、その人口の多さから人口過密対策として首都移転が決定されたということを知りました。また、インドネシアの現地語は800以上もの多くの言語が使われているそうです。多くの写真を交えてのプレゼンに、参加者の皆さんは熱心に聞いていました。
 次にJICA海外協力隊としてインドネシアに派遣された経験のある中ノ瀬さんとのインドネシア語でのフリートークが行われました。楽しい雰囲気でお話しされる様子が微笑ましかったです。その後の質疑応答では、質問が途切れず大変盛り上がりました。

ガーナの国旗の意味を紹介するShirleyさん

Shirleyさんとの記念撮影

(2)【ガーナ研修員Shirleyさんとの交流プログラムの様子】
 プレゼンのなかではクイズが出題されました。世界地図上でのガーナの位置、公用語が英語であること、チョコレートの原料であるカカオについて、などクイズを通して考えながら楽しく学ぶことができました。
 ガーナの紹介に加え、お住まいの長崎や日本についても話していただき、好印象を持っていただけていることに日本人として嬉しく感じました。
 質疑応答では、カカオのことやガーナでも有名な野口英世さんのこと、Shirleyさんの夢に関しての質問が参加者から出され、どの質問に対しても丁寧に笑顔で回答してくださいました。参加者の皆さんも温かな眼差しを向けられていて、終始和やかな空気に包まれていました。

 2つの交流プログラム後のアンケートでは、参加者の皆さんからは、「プレゼン資料が充実しており、説明が分かりやすく魅力的だった」、「どの質問にも丁寧に答えてくださる姿に感動した」などの感想をいただきました。また、研修員さんからは、「異文化交流ができ、素晴らしい経験になった」、「積極的に質問をしていただき嬉しかった」などの嬉しい感想をいただきました。

 インターン初日に参加しましたが、英語が苦手な私でも楽しめるほどアットホームな雰囲気で、あっという間の1時間でした。実際に現地の方から話を聞くことでその国をより身近に感じられ、さらに日本の良さも再発見できました。

 本プログラムではZoomで気軽に国際交流ができます。知ることこそが異文化理解の第一歩です。JICA研修員とのオンライン交流プログラムにご興味のある方は、ぜひご参加ください。また、学校・団体様向けの交流プログラムもございますので、ご興味のある学校・団体様はホームページをご覧ください。

(九州海外協力協会インターン生 渡部末結花)