別府市の南子育て仲よしクラブ・第2南子育て仲よしクラブ（放課後児童クラブ）のみなさんに出前講座を実施しました

　8月23日(火) 別府市立南小学校で、現役のJICA海外協力隊員である竹本栞さん（ルワンダ・小学校教育）を講師に迎え、オンラインで出前講座を実施しました。

　竹本さんは協力隊としてルワンダに派遣される前の2020年10月から2021年2月までの4か月間、JICAの「特別派遣前訓練」（地域貢献インターン）として別府市立南小学校を活動拠点として、授業や放課後宿題教室の支援等に携わっていました。

　当時のご縁から約1年半が経ち、オンラインでルワンダから元気な顔を見せてくれた竹本さん。この日参加した3年生から6年生までの児童27名の中には、竹本さんのことを覚えていた子も沢山おり、画面に向けて手を振る児童の姿もありました。当時、別府市の受入れで奔走してくださった協力隊経験者の方も会場に駆け付け、懐かしい交流もありました。

　竹本さんは2021年10月に現地へ派遣され、もうすぐ赴任して1年。写真や動画を沢山用いながら、ルワンダでの生活、家の様子、近所の環境、配属先の小学校や授業の様子などについてお話いただきました。赴任後は、ルワンダ国内の貧富の格差が大きいこと、配属先の小学校の窓には柵が設置されていたことなどに驚いたそうです。ルワンダの人々の性格についてはシャイで穏やかな人が多く、日本人に似ていると話していました。

　参加したみなさんからは「竹本さんはどんな家に住んでいるのですか？」、「ルワンダから日本へは移動でどのくらいかかりますか？」、「スマホはみんな持っているのですか？」、「学校では給食はありますか？」、「宿題はありますか？」などの質問が挙がり、竹本さんの話に興味津々。竹本さんは質問に丁寧に答え、参加したみなさんはルワンダという国について学びを深められたようです。

　ご参加いただいたみなさんありがとうございました！竹本さんも残り1年の隊員活動、元気に頑張ってください！別府から子どもたちとともにエールを送ります♪