小学校の先生を対象とした国際協力出前講座を実施しました！＠大分

大分市小学校教育研究会・国際理解教育部会とよばれる、大分市内の小学校で国際理解教育に取り組まれている有志の先生方を対象に、JICA海外協力隊としてセントルシアに派遣されていたJICA国際協力推進員（大分県）の井本さんと、インドネシアに派遣されていた中ノ瀬さんが、大分市教育センターで国際理解教育出前講座を行いました。

今回の講義は先生方が研究授業で地域のお祭りを取り上げるため、海外のお祭りについて勉強したい、そして現地での協力隊の活動について知りたいという依頼があり実施しました。
お祭りの紹介では、色鮮やかな衣装を身にまとった参加者が陽気な音楽とともに歩行者天国となった道路を練り歩くセントルシアのカーニバルの様子や、インドネシアの文化継承を願う地元の部族の踊りや歌を披露するお祭りを、現地の賑わいが伝わる動画と写真を用いて説明し、先生たちは独特なリズムの音楽にお祭りの雰囲気を感じていたようでした。

またセントルシアの小学校では𠮟るべき時にはしっかりと叱ることや、海外の教育の現状と比較した際の日本の教育の質の高さについての話など、二人の実体験を通じた話に先生からは「現地の教育と日本の教育の違いや日本の良さなど、私たちが子どもたちと日々向き合っている中で、大切な教育を改めて考えることができました」という感想をいただき、先生自身が子ども達に海外のことを授業の中で伝えていく上でも本講座の内容はとても参考となったようです。