【報告】6月12日(日)に第1回JICA研修員とのオンライン交流会を開催しました!

2022年6月20日

発表を行うリサンさん

最後に参加者の皆さんと記念撮影を行いました

2022年6月12日(日)15:30-16:30に、今年度第1回目となるJICA研修員との交流プログラムを開催しました。
このイベントは、JICAの研修員受入事業で来日し九州各地の大学院で研究に取り組む長期研修員に、自身の出身国についてオンラインでお話ししていただくものです。

今回、母国について語ってくださったのは、アフリカ・エチオピアから来日している、Lisanework Yirsaw Gebrie(リサン)さんです。リサンさんはエチオピアの財務省で7年以上働かれている方で、現在は日本の九州大学において、公共経済学の国際プログラムを修士課程で学んでいます。

リサンさんは「こんにちは、どうぞよろしくお願いいたします。私の名前はリサンです。出身はエチオピアです。」と日本語で挨拶をした後、英語で自身の出身国の歴史や、結婚式、コーヒーセレモニー、観光地や食べ物を紹介してくれました。また日本に来て日本人の規律正しさに驚いた、という話や、お寿司や天ぷらが好き、といった日本文化に触れ、感じたことも紹介いただきました。

参加者からはたくさんの質問がありました。「来日して困ったことは何かありますか」という質問には「同じく来日した他の国からのJICA研修員と交流をしたり、周囲の人にサポートをしてもらったりしているから、困ったことはあまりないです」と答えられました。
また「エチオピアではコーヒーになぜ塩を入れるのか」という質問には「エチオピアのコーヒーはとても苦く、個人で好みもあるが、苦みを抑えるために塩を入れます」と答え、和やかな雰囲気のイベントとなりました。

ご参加くださった方々からは、「エチオピアの民族的な多様性を知ることができた」と言った声や、「エチオピアの方と交流する機会がないので、お話を聞けてよかった」等の感想をいただきました。
また、お話しくださったリサンさんからは「日本の一般の人にエチオピアの歴史を知ってもらい、交流を図れたことはとても嬉しかった」と、コメントが寄せられました。

ご参加いただいた皆様、お話しくださったリサンさん、本当にありがとうございました!

今年度はこのような交流会を24回実施予定です。ホームページやFacebookでご案内いたしますので、今後もぜひチェックしてみてください。