JICA海外協力隊（2022年度4次隊）出発前表敬＠沖縄県庁・那覇市

はいさい、みなさま。JICA沖縄です。
2023年5月にアルゼンチンに派遣されるJICA海外協力隊・2022年度4次隊 川上光男さんが沖縄県副知事、那覇市長への表敬訪問を行いました。

＜沖縄県＞
・表敬日：3月17日
・表敬先：照屋 副知事、文化観光スポーツ部 川上 統括監、交流推進課 上地 課長

＜那覇市＞
・表敬日：3月20日
・表敬先：知念 市長

　川上さんは大学生の頃からJICA海外ボランティアへの参加に興味を持っていました。35年間勤務された県庁を離れ、子育てを終えられた川上さんは、これまで長年培ってきた農業関連業務の経験と技術をアルゼンチンの活動先で活かしたいと意気込みを語りました。
　新型コロナウイルスの影響でおよそ3年間あった派遣待機期間には、スペイン語学習を始め、国際交流のために沖縄県の歴史や沖縄戦、沖縄県系移民についての学び直しをしていました。また、2年間の海外協力隊活動の後には、中村哲さんの築いたペシャワール会のアフガニスタン農業支援にもボランティアとして関わりたいという熱い思いも語られました。

　照屋副知事からは労いのお言葉をいただくとともに、「川上さんは（公務員の）退職者のお手本のようだ。川上さんのように公務員として働いた後に、第2の人生として海外協力隊に参加する方がもっと増えてもいいと思う」と述べられました。那覇市知念市長は、川上さんのアルゼンチンでの人的交流と技術協力が無事にいくよう激励されるとともに、帰国した際に活動報告を聞くのがとても楽しみだと述べられました。

川上さんがアルゼンチンの活動地でご活躍されることを期待するとともに、2年間健やかに過ごされることを祈っています。