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【ニュース】ベリーズ支所にて帰国研修員同窓会(JAAB)が再始動!

2023.02.20

今年度、ベリーズのJICA帰国研修員同窓会(JAAB)が再設立され活動が開始されました。JICA帰国研修員同窓会はJICAが実施するさまざまな研修に参加したメンバーから構成され、帰国後も日本との関わりを大切にしながら、研修員同士の交流を深め、各国の開発に貢献していくことを目的に設立しています。JAABは2010年に設立されたものの、2013年以降は会長の健康上の理由などにより活動は中断されていました。2022年3月に、コロナ禍が回復したことを切っ掛けに同窓会活性化について声が上がり、前同窓会長の同意の下、新規役員メンバーが選出され活動を再開することが決定されました。

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その最初の活動として、去る1月28日に、昨年11月にハリケーンリサによる被害が甚大であったモア・トゥモロー村(首都ベルモパン市北部)で村民への医療診療活動を実施し、現地テレビのニュース(KREM TV and PLUS TV)で報道されました。主な活動内容としては、8名の医師を含む20名のボランティアにより、67世帯の診療にあたり、診察後、薬品の供与他、同窓会等から寄付された衣服等も配布しました。

次回は2月中旬にオレンジウォーク市の村でも診療活動を実施する予定です

本活動には、ベリーズの価値ある女性トップ100人に選出もされた現地職員 マービアさんが全面的に同窓会を下支えし大活躍してくれました。

同窓会会長のアルマンド・アバン氏Mr. Armando Abanが農業省技官であることから、ベリーズ農業大臣に同活動を報告したところ、高い関心を示され「大臣としてもできるだけ協力をしたい」と発言。次回の医療診療活動に参加する医師に宿泊施設を提供することを約束されました。同窓会副会長マヌエル・エストラーダ氏Dr. Manuel Estrada(北部病院医師)も同僚の医師に参加を促すなど積極的に活動をけん引しています。

ベリーズ研修員の累計数は約350名。彼らは日本に対する理解を持つ親日派であり、帰国後日本の研修で得た知見を普及・拡大すると共に、同窓会のさまざまな活動が、わが国に対するベリーズ国民の関心や理解促進に寄与することから、今後の同窓会活動の益々の発展と継続が期待されます。

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