【実施報告】サンディ・ダビラ・サンドバル在京ニカラグア大使に対し、ニカ ラグアで親善試合をした読売ジャイアンツ女子野球チームが活動

2024.02.02

2024年1月23日、1月にニカラグアを訪問し、ニカラグア女子野球代表と親善試合をした読売ジャイアンツ女子野球チーム(注)がJICA本部でサンディ・ダビラ・サンドバル(Sandy Dávila Sandoval)在京ニカラグア大使に対し活動報告を行いました。

会談には、サンディ・ダビラ・サンドバル在京ニカラグア大使、読売ジャイアンツ女子野球チーム監督やマネージャー、選手などニカラグアを訪問した6名、JICAニカラグア事務所の小谷知之所長、JICA中南米部、青年海外協力隊事務局、またJICA海外協力隊としてニカラグアで野球の指導を行うと共に女子リーグの創設に携わった阿部翔太氏が出席しました。

小谷知之ニカラグア事務所所長は、ダビラ大使と読売巨人女子野球チームに感謝を述べ、2024年が読売巨人軍にとって創立90周年であり、JICA海外協力隊が創立に貢献したニカラグア女子野球リーグの存在を知り、創立90周年の最初の公式イベントとして巨人軍女子チームのニカラグア渡航を決定したこと、また2024年はJICAニカラグアにとって協力開始60周年であること、1991年から続くニカラグアにおけるJICA海外協力隊の活動などを報告しました。JICAはすべての人が性別や年齢、文化、社会的・経済的地位、障害の有無などに関係なくスポーツを楽しめ、それを等しく選択できる平和な社会の実現するため、「スポーツと開発」に取り組んでおり、今回のイベントはJICAと巨人軍の連携協力協定に基づく活動の一環で実施されたものです。親善試合が行われたソベラニア国立競技場では3,800人を超えるファンが読売巨人対ニカラグアのスポーツ対決を観戦したと報告しました。

ダビラ大使は、読売巨人軍の創立90周年と読売巨人女子チームの親睦試合の圧勝を祝福し、JICAのニカラグア協力60周年の枠組みで開催された親善試合を実現させた読売巨人軍とJICAの支援に感謝の言葉を述べられました。

読売巨人球団はチームのロゴが入った野球帽子をダビラ大使に進呈し、ニカラグアでの訪問先の体験を報告されました。選手達は、現地での学びについて時折スペイン語を交えて大使に報告されました。また、ニカラグアの女子野球リーグの創設に携わった阿部氏はリーグ創設の経緯を大使に伝えました。

ダビラ大使は、読売巨人女子野球チームの訪問と活躍はニカラグア国民に良い影響を与えたと実感しており、今回のスポーツ交流はニカラグアと日本の二国間にとって文化・友好的な意味で大きな意味があったと述べられました。また、青少年の教育や女性の社会進出にスポーツは重要な役割を担うとニカラグアでも認識されているとの言及もありました。さらに、JICAと読売巨人軍の支援により、次は日本で女子野球チームの親善試合が開催されることを期待していると述べられました。

現在、ニカラグアでは、野球職種で河合賢人(たかひと)隊員が派遣中で、女子野球の振興を継続しており、今回の巨人軍の渡航も同隊員の活動をサポートする形で行われました。

(注)読売巨人軍女子チームがニカラグアを訪問 -JICA海外協力隊が支援する現地女子野球チームと試合・交流!

活動報告の参加者

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