【実施報告】 「2023年度第2回中南米地域SDGsグローバルリーダーコース長期研修員ネットワーキング会」が開催されました

2024.03.12

SDGsネットワーキング会全体集合写真

2024年2月28日、JICA麹町本部で2023年度第2回中南米地域SDGsグローバルリーダーコース長期研修員ネットワーキング会が開催されました。日系社会リーダー育成事業との合同開催は中南米地域では初の試みです。この会では42名の日本各地の大学院で研究を行う研修員が参加しました。

前半では、JICA中南米部が中南米地域におけるJICA事業の概要や、日系社会との連携についての説明を研修員たちに行いました。その後、研修員によるグループワークが行われ、日本での学びをどのように展開していくか、また日本・JICAとの将来どのような連携が考えられるのか等のテーマで活発な意見交換が行われました。そして前半の締めくくりでは今春卒業予定の研修員から、帰国後の活動計画についての発表がなされました。

後半では、日本のスタートアップ企業と共に、中南米・カリブ地域での新たな開発協力の形を創る取り組みである「TSUBASA」事業と研修員の交流セッションが実施されました。TSUBASA採択企業6社と研修員は、研修員の母国での事業展開の可能性や、自身の研究との組み合わせを通じた持続可能な開発のためにどんなことが可能なのか様々な意見交換がなされました。

研修員にとってはJICAおよび日本企業との連携機会の創出、スタートアップ企業にとっては現地ネットワークの拡大といった、双方にとって実りのある機会となりました。

会合中の研修員の様子

会合中の研修員の様子

TSUBASA企業との意見交換の様子

TSUBASA企業との意見交換の様子

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