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円借款貸付契約の調印:パッシグ・マリキナ川流域及びカビテ州における洪水対応能力の強化、並びにダバオ市でバイパス道路の建設により交通渋滞及び物流改善に貢献

#8 働きがいも経済成長も
SDGs
#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs
#13 気候変動に具体的な対策を
SDGs

2025.04.04

国際協力機構(JICA)は2025年3月24日、フィリピン共和国の首都マニラ市にて、同国政府との間で「パッシグ・マリキナ川河川改修事業(フェーズIV)(第二期)」、「カビテ州産業地域洪水リスク管理事業(第二期)」及び「ダバオ市バイパス建設事業(第三期)」を対象とした1,065億8千万円を限度とする円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に調印しました。

詳しくは、こちらのリンクをご覧ください。



【ダバオ市バイパス建設事業(第三期)】
ダバオで建設が進むトンネルの北坑口と内部の様子


【パッシグ・マリキナ川河川改修事業(フェーズIV)(第二期)】
フィリピンの政治・経済・文化の中心地であるマニラ首都圏。そこを流れるパッシグ・マリキナ川流域の複数の施工区間で、護岸の整備などが本邦企業により並行して進められています。

本事業では、運搬性やコストに優れた「ハット型鋼矢板+H型鋼工法」や、周辺環境に配慮し振動・騒音抑制できる「ウォータージェット併用バイブロハンマ工法」などの日本の技術が本事業で活用されています。

整備された護岸(本事業のフェーズIII区間(完工済))では子どもたちが遊んでいます。


【カビテ州産業地域洪水リスク管理事業(第二期)】
多くの工業団地が存在し、多数の日本企業も進出している重要な開発地域、カビテ州。同地域における洪水被害軽減を通じた持続的・安定的な発展に向け、河川改修などの洪水対策が進められています。

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