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コミュニティ開発隊員による活動紹介 – ジェンダー主流化とコミュニティ開発のためのデータベース作成 -

#3 すべての人に健康と福祉を
SDGs
#5 ジェンダー平等を実現しよう
SDGs
#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs

2025.02.18

2025年2月14日、ミルンベイ行政局に派遣されているJICA海外協力隊の望月賢人隊員が、コミュニティ開発省の職員や国連人口基金(UNFPA)の職員を前に、自身の活動についてプレゼンテーションを行いました。

望月隊員の発表

望月隊員の活動は、ジェンダー主流化とコミュニティ開発のためのデータベースを作成することに焦点を当てており、同データベースを活用することで、州政府が性差別による暴力や、青少年、子ども、社会福祉等の多くの分野における住民からの相談内容を管理・報告することができようになることを目標にしています。さらにこうしたデータベースを活用することにより、将来的には政策立案や、実践、報告に生かされ、互いにフィードバックを提供する作業サイクルを構築することが期待されています。

熱心にメモを取る参加者

発表中、Q&Aセッション中の参加者の様子

望月隊員のプレゼンテーション後には活動や政府の業務との関連性について活発な議論が行われました。例えば、ある参加者からは、「望月隊員によるデータシステムや能力開発は、まさにパプアニューギニア(PNG)政府がニーズを認識していたものの、まだ実現していないものである」との発言がありました。他の参加者も、望月隊員が推進するプロジェクトの質の高さや見通しに対して、感謝とともにエキサイティングな気持ちが表され、PNGの他州や全国レベルに拡大することへの関心も示されました。これら参加者からのフィードバックは、望月隊員の2026年2月までの活動に対して、有益な知見・示唆を与えるものとなりました。

集合写真

望月隊員、発表お疲れ様でした。

JICA PNG事務所は、様々な活動にジェンダー主流化の視点を取り入れており、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントに対するメッセージ発信を所員全員で推進しています。

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