「パプアニューギニアの子どもたち、日本へーー万博がつなぐ学びと友情」

2025.07.15
7月13日、パプアニューギニアのソゲリ小学校から、児童6名と教員1名が日本に向けて出発しました。彼らは大阪・関西万博(EXPO 2025)への参加と、日本の小学生との交流を目的に、7月22日までの10日間を日本で過ごします。この取り組みは、海外協力隊 内山翔太 隊員(青少年活動)が中心となり、同校と大阪市立加美北小学校とのオンライン交流を発展させて実現したものです。
滞在中、児童たちは大阪市立加美北小学校や奈良市立ならやま小学校での授業交流、JICA関西でのSDGsや国際協力の学習、大阪・関西万博での「パプアニューギニア・ナショナルデー」への出席など、さまざまな活動に参加します。
日本の子どもたちと直接ふれあいながら、文化や考え方の違いを学び合う貴重な機会となっています。
本イベントのプレスリリースは
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日本への旅がついにスタート!
ご家族に見守られながら、交流プログラムの第一歩を踏み出しました。
国境を越えてつながる学び
今回の交流は、大阪市が登録した「万博国際交流プログラム」の一環として、2024年からソゲリ小学校と加美北小学校との間で行われてきたオンライン授業から始まりました。これまでの交流を通じて築かれた信頼関係のもと、訪日が実現し、児童たちにとっては「画面の向こうの友だち」と直接会える特別な経験となっています。 こうした対面交流を通して、子どもたちは異なる文化への理解を深め、多様性を尊重する心を自然に育んでいきます。
オンライン授業の様子は
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(Facebookページ)
いよいよ搭乗!笑顔で日本へ出発です。
ついに日本へ!記念すべき”最初の1枚”
地域と世界をつなぐJICAボランティア
本イベントは、内山隊員が現地で積み重ねてきた教育活動や地域との信頼関係、そして日本側の学校との連携によって実現しました。JICAボランティアの草の根の取り組みが、国境を越えた友情と学びの機会を子どもたちにもたらしています。
JICAは、今後もこうした現場発の創造的な国際交流を大切にし、学びを通じて日本と世界とのつながりを育んでいきます。
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