PNGの暮らしと文化を学ぶー新隊員の現地語学訓練レポート



2025.09.22
2025.09.22
2025年8月11日から20日にかけて、新たに着任した3名のJICAボランティアが、東ハイランド州カイナントゥのウカランパ渓谷にある、Summer Institute of Linguistics (SIL)で語学研修を受けました。これは従来ポートモレスビーにあるJICAパプアニューギニア事務所内で行ってきた現地語学研修を、今回は場所や内容を刷新して実施したものです。
研修では、現地の病院や国立農業研究所(NARI)、コーヒー産業公社(CIC)を訪問し、PNGの医療や農業、産業について理解を深めました。また、PNGの人類学や伝統的な料理・調理法に関する講義のほか、SILが運営するクリニックで感染症についての講義も受けました。日曜日には地域の方々と一緒に教会礼拝に参加し、隊員たちにとっては初めての体験となりました。
研修の成果として、参加したボランティアがピシン語で自己紹介を行う動画も収録しました。
新隊員が現地語を使って話す様子を、ぜひ下記リンクから動画をご覧ください。
2025年度1次隊 語学訓練の様子(動画)
この研修を通じて、ボランティアたちは基礎的なピジン語を身につけただけでなく、PNGの暮らしや文化についても理解を深め、任地へと向かいました。研修で習得したピジン語を活かしながら、地域の人々との交流や活動に臨むことが期待されます。
●関連リンク
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・教員研修 ― 首都の小学校の先生方と共に教科書活用を学ぶ ―
・パプアニューギニア独立50周年記念式典に早川部長が出席
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