沖縄での学びをPNGの医療現場へ ー薬剤耐性結核ケア強化への挑戦-
2026.01.29
2026.01.29
西ニューブリテン州保健局で薬剤耐性結核(MDR-TB)病棟の看護責任者代理を務める ジャクリン・コロパさん は2025年10月8日から11月28日まで、JICA沖縄センターで実施された「感染症対策のための地域保健システム強化に関する課題別研修」に参加しました。
本記事では、研修を終えたジャクリンさんから寄せられたメッセージをご紹介します。
JICA沖縄センターでの学び
今回の研修を通じて、ジャクリンさんは、日本の先進的な医療と温かい人々に触れ、「人生を変えるような体験だった」と語っています。
特に印象に残った点として、次の4つを挙げています。
・研修内容が分かりやすく整理され、学びが自然につながる構成だったこと 。
・日本の高度な医療制度を知り、PNGのMDR-TBケアをどう改善できるか考える良い機会になったこと 。
・JICAスタッフや日本社会に共通する、思いやり・謙虚さ・プロ意識に深く感銘を受け、規律やチームワークの重要性を再認識したこと 。
・時間管理や丁寧なコミュニケーションなど、自身の成長につながる学びが多かった。
アクションプラン:MDR-TB患者のフォローアップ強化へ
研修の集大成として、PNGで大きな課題となっている MDR-TB患者の治療中断を減らすためのアクションプランを作成しました。
主な取り組み内容は以下のとおりです。
・患者を支える仕組みの強化
・定期フォローアップ体制の改善
・MDR-TBに対応できるスタッフの能力向上
・公衆衛生チームと連携した家庭訪問・カウンセリングの実施
・長期的に継続可能なモニタリング体制の構築
これらの活動は、西ニューブリテン州におけるMDR-TB対策の更なる推進につながることが期待されています。
JICAは今後もPNGの人々が安心して暮らせる社会をめざし、感染症対策に関する支援を着実に進めていきます。
●関連リンク
・パプアニューギニア 東ハイランド州で農業の力を育てるVol.4 ~展示圃の設置から見えてきた「人が動き始める瞬間」~
・「KAIZEN PROJECT」活動日記vol.5
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