ごみ収集の効率化へ アロタウでデジタル記録システムの試行を開始 (J-PRISM 3)
2026.07.20
2026.07.20
大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト フェーズ 3では、2026年7月6日から7日にかけて、パプアニューギニア(PNG)・アロタウにおいて、QR/Koboを活用した事業者による情報確認及びごみ収集サービス記録テストを実施しました。
本研修は、アロタウ都市部自治体(Alotau Urban Local Level Government:AULLG)によるごみ収集管理のための簡易なデジタルシステムの試行導入を支援することを目的として実施されました。本システムでは、QRコードと、オフラインでも利用可能なスマートフォンベースのデータ収集ツールであるKoboを活用し、AULLGのごみ収集作業員が現場で事業者情報やごみ収集状況を確認・記録し、また管理職側では正確な収集記録の把握・確認、また収集上の課題を見出して対応することができます。
廃棄物回収員がQRコードを読み取り、アプリを使って収集データを記録している様子
7月6日には、試行導入の目的を確認するとともに、AULLGが抱える財政面および廃棄物管理上の課題について議論を行いました。その後、NCDCの経験から学び、QR/Koboツールを用いた実践演習を実施しました。翌7月7日には、選定した10事業者を対象に現地実習を行った後、収集データの確認およびツールの改善点に関するディスカッションを行いました。
参加者はフィールド実習後、QRコードおよびKoboを活用したデータ収集手法の有用性を確認するとともに、さらなる改善に向けた意見交換を行った。
今回の取り組みを通じて、本システムが現場での収集記録管理の向上、サービス提供状況の可視化、料金徴収および未納フォローアップの強化、さらには将来的な費用回収に向けた取組の支援に貢献することが示されました。
さらに、NCDCからも本取組に対して前向きな評価が示され、ポートモレスビー(POM)での活用や、PNG国内の他の都市部自治体へ展開していく価値があるとの意見が寄せられました。
JICAは、パプアニューギニアにおける清潔で健康的かつ持続可能な都市・町づくりの取り組みを引き続き支援していきます。
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