jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

日本語でつながるPNGと日本  ―日本語スピーチコンテストが開催されましたー

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2026.08.19

2026年8月16日、パプアニューギニア大学(University of Papua New Guinea:UPNG)において、「Japanese Language Workshop & Japanese Speech Contest」が開催されました。JICAパプアニューギニア事務所も、本イベントを後援しました。

当日は、スピーチコンテストだけでなく、参加者同士の交流セッションや日本語ワークショップも行われました。さらに、パプアニューギニアと日本の文化について写真を用いて紹介し合うなど、参加者同士が日本語を通じて交流を深める貴重な機会となりました。

コンテストには、N5レベルのCategory Aに8名、N4レベルのCategory Bに3名が参加。それぞれが、これまで学んできた日本語を使い、自分の経験や日本への関心、将来の夢などについて発表しました。

日本語で伝える、それぞれの「日本への思い」

スピーチでは、日本の文化やマナー、技術、アニメなど、参加者がそれぞれ異なるきっかけから日本に関心を持ち、日本語を学んでいることが伝わってきました。

ある参加者は、日本のアニメをきっかけに日本や日本文化に興味を持つようになり、日本語学習を続けながら、いつか日本を訪れて実際にその文化に触れたいという思いを語りました。また、日本の技術に関心を持ち、将来日本を訪れてみたいと話す参加者もおり、日本語学習がそれぞれの興味や将来への目標につながっている様子がうかがえました。

コンテスト会場には、在パプアニューギニア日本国大使館から望月大使がご出席され、JICAパプアニューギニア事務所からは白水所長が参加しました。
望月大使からは、日本とパプアニューギニアの間で広がる学びや交流の機会に触れながら、参加者の今後の挑戦が両国の協力と友情をさらに深めることへの期待が示されました。白水所長も参加者のスピーチを称え、日本語学習を楽しみながら日本人との交流を広げ、将来、日本を訪れる機会にもつなげてほしいと生徒たちを激励しました。

望月大使より表彰状を受ける上位入賞者

参加者との日本語での交流を楽しむ白水所長

これから教える生徒たちのスピーチを前に

今回のイベントには、8月にパプアニューギニアへ着任したJICA海外協力隊の九冨隊員(日本語教師)も参加しました。
九冨隊員は9月からソゲリ国立高校(Sogeri National High School)で活動を開始します。今回のコンテストには同校で日本語を学ぶ生徒たちも参加しており、九冨隊員にとっては、活動開始を前にこれから関わる生徒たちの日本語学習への意欲に触れる貴重な機会となりました。

生徒との会話を通じて交流を深める九冨隊員

九冨隊員は、
「着任直後というタイミングで、生徒たちの熱気あふれるスピーチを生で拝見できたことは、私にとって大変素晴らしい経験となりました。特に、多くの生徒が日本のマナーや礼儀に強い関心を持っていることが印象に残りました」
と振り返ります。
難しい文型や単語にも果敢に挑戦し、自分の気持ちを日本語で一生懸命伝えようとする生徒たちの姿から、これから始まる活動への期待も一層高まったようです。

日本語を「学ぶ」から「使う」へ

JICAは、JICA海外協力隊員の派遣などを通じて、パプアニューギニアにおける日本語教育を支援しています。

九冨隊員も9月からの活動に向けて、「生徒たちが『日本語を使うことの楽しさ』や『使える喜び』を日々実感できるような授業づくりに取り組みたい」と話しています。

日本語スピーチコンテスト参加者・来賓・関係者による記念撮影

今回のスピーチコンテストは、日本語学習の成果を発表するだけでなく、日本語を通じて人と人がつながり、お互いの文化への理解を深める機会となりました。

JICAパプアニューギニア事務所では、今後も日本語教育への協力を通じて、日本とパプアニューギニアの相互理解と交流の促進を支援していきます。

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ