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JICA海外協力隊員がPNGで橋梁維持管理研修を実施

#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs
#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs

2026.08.21

JICA海外協力隊員としてミルンベイ州政府公共事業監督ユニット(MBPG-WSU)で活動する中西康二隊員が、2026年8月4日から5日にかけて、パプアニューギニア(PNG)公共事業道路省(DoWH)のエンジニアを対象とした橋梁・カルバート維持管理研修を実施しました。

 中西隊員は、日本で30年以上にわたり土木技術者として活躍してきました。今回の研修では、アロタウでの活動経験やPNGにおける橋梁維持管理の現状調査を踏まえ、日本の事例も紹介しながら橋梁点検や維持管理の考え方について講義を行いました。

研修では、損傷が発生してから対応する「事後保全」から、定期点検によって損傷を未然に防ぐ「予防保全」への転換の重要性が共有されました。また、ミルンベイ州で導入が進む道路資産管理(Road Asset Management: RAM)の取り組みについても紹介され、計画的な維持管理の必要性について理解を深めました。

 2日目には、ラロキ橋とエリマ高架橋において実地研修を実施し、ドローンを活用した橋梁点検手法を体験しました。参加者は橋梁下面や高所などの点検方法を学び、新たな技術の有効性を確認しました。

参加したエンジニアからは、「災害後の橋梁点検について理解が深まった」「実務に役立つ内容だった」などの声が寄せられ、研修の成果を実感する機会となりました。

橋梁や道路の下を通る排水施設の適切な維持管理は、安全で持続可能な道路インフラの整備に欠かせません。今回の研修を通じて得られた知識や技術が、PNGにおける橋梁維持管理の改善につながることが期待されます。

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