石狩市立花川中学校で国際協力出前講座を実施しました!

2021年3月3日

JICA北海道(札幌)インターンの齊藤瑠香です。
3月1日(月)に石狩市立花川中学校にて行われた、JICA国際協力出前講座に同行しましたので、その様子を報告します!
今回のJICA国際協力出前講座では、同校の中学2年生約160名に向けて、2017年から2年間、青年海外協力隊として中米グアテマラに派遣された中島花厘(なかしま かりん)さんが、ご自身の経験と想いを語りました。

グアテマラでの経験について

中島さんの話に聴き入る生徒

「グアテマラって一体どこにあるの?そんなところで2年間も何をしていたの?」生徒たちにそんな疑問が浮かんでいるところ、わかりやすく、そして面白く、中島さんはグアテマラについて説明しました。
中島さんは小学校から卓球に没頭してきた経験を活かし、グアテマラの子どもたちに2年間卓球を指導しました。スペイン語でのコミュニケーションは大変だったけれど、周りの人たちの優しさや、一生懸命卓球に取り組む子どもたちの笑顔に支えられながら、楽しく生活していたと話しました。生徒たちは真剣な眼差しで深く聴き入っていました。

失敗を恐れずどんどん挑戦してほしい

JICA海外協力隊について説明する中島さん

「中学生の時に、青年海外協力隊で活動していた先生の話を聞いて目指すようになった。私の経験を広げることで、協力隊や国際協力に興味を持ってくれる人が増えると嬉しい」と語る中島さん。
授業の後半には、「お金がない、語学ができない、やったことがない…けれどそれらは諦める理由にはならない。失敗を恐れず、どんどん色々なことに挑戦してほしい」と、ご自身の経験を踏まえて感じた熱い想いを生徒に伝えました。