国際理解教育オンラインセミナー(SDGs実践編)を開催しました!

2021年3月1日

ZOOMで体験型のセミナーを実施しました。

2020年度、JICA北海道では国際理解教育オンラインセミナーを3回(SDGs入門編、多文化共生編、SDGs実践編)開催しました。
最終回である2月20日(土)はSDGs実践編「SDGsジブンゴト化体験~SDGsを題材とした教材に触れよう~」と題し、Zoomにて開催しました。今回は実際にSDGsを題材とした授業を実践されている先生方を講師にお迎えし、道内外から約60名の方々にご参加いただきました。

SDGsジブンゴト化体験~SDGsを題材とした教材に触れよう~

SDGs実践編「SDGsジブンゴト化体験」では、2回の分科会・3つのブレイクアウトルームにて、SDGsを題材とした授業実践をおこなう6名の先生方に模擬授業を行っていただきました。

<SDGs実践編プログラム>
第1部:SDGsアクティビティの模擬授業①
   ルームA「世界とつながる私の買い物」(小学校6年生社会科)
       講師:札幌市立屯田西小学校 渡辺 道治 先生
   ルームB「メコン川と暮す街」(中学校3年生理科)
       講師:千歳市立千歳中学校 岡崎 綾 先生
   ルームC「プラスチックjourney」(小学校6年生社会科)
       講師:帯広市立帯広小学校 磯谷 麻江 先生
第2部:SDGsアクティビティの模擬授業②
   ルームA「世界で一番行ってみたい国~ラオスってどんな国~」(小学校特別支援学級)
       講師:石狩市立南線小学校 口岩 竜馬 先生
   ルームB「地球の未来を考える~マニュー湾の事例から~」(中学校2年生総合的な学習の時間)
       講師:札幌市立札苗中学校 柴田 峰子 先生
   ルームC「国連が果たす役割について考えよう」(高校2年生国際政治)
       講師:北海道池田高等学校 米家 直子 先生
第3部:内容交流・質疑応答

SDGsをジブンゴト化する授業実践とは

道内外からたくさんの方にご参加いただきました!

今回のセミナーでは、SDGsを題材とした小中高・特別支援学級の模擬授業を体験していただきました。
また、各分科会では北海道開発教育ネットワーク(D-net)より橋詰代表、東峰先生、田中先生を助言者としてお招きし、各授業の振り返りをおこないました。

6つの模擬授業に加え、SDGsを扱った授業についての質疑応答・情報共有も行い、参加者の方々からは、「SDGsへの関心が高まっている中でどのような授業実践が可能か具体的なイメージを持つことのできる機会になった」との声をいただきました。

また、JICA北海道では2020年度より始めたばかりのオンライン(Zoom)での開催となりましたが、予定人数よりも多くの方にご参加いただき、「研修が行えない中、オンラインでこういった機会が持てて良かった」「オンラインだけどそれを感じさせず、参加者みんなで意見交流が出来て有意義だった」「ぜひ自分も授業してみたい」といった声が寄せられました。

今後もJICA北海道では、国際理解教育をサポートするメニューを実施しますので、ご参加いただければ幸いです。

(文:東京大学大学院 萩原さつき)