実践紹介 —世界に広がれ!JICA「健康と命のための手洗い運動」—

2021年11月8日

(旭川市立近文小学校「ほけんだより10月号」)

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い「手洗い」がますます重要視される中、JICAは世界中で「健康と命のための手洗い運動」を推進しています。
その一環としてJICAが制作した「正しい手洗い漫画」を活用して下さった学校をご紹介します。

旭川市立近文小学校の実践

正しい手洗いを紹介した漫画(井上きみどりさん作)

毎年10月15日は「世界手洗いの日」。
この日発行された旭川市立近文小学校の「ほけんだより」には、「世界手洗いの日」の紹介とともに、手洗いの大切さを分かりやすく伝えるため、井上きみどりさんが描いた「正しい手洗い漫画」が掲載されていました。

このほけんだよりを発行した養護の先生は、前任校の修学旅行で「ほっかいどう地球ひろば」(JICA北海道札幌センター)を訪問されたそうです。それがJICAの活動や世界の課題を身近に感じるきっかけとなり、また近文小学校でSDGsの取り組みをしている学年があったことから、「世界手洗いの日を知ってもらいたい」とJICAのホームページを検索して下さいました。

世界に広がれ!JICA「健康と命のための手洗い運動」

ボリビア版

「手洗いが簡単にできない国や地域があること、そして手洗いは子供の命を守る大切な行動であることを知ってもらいたいと思い、ほけんだよりに掲載しました」と語る養護の先生。きっと、近文小学校の子供たちにもその思いが伝わっていることでしょう。
旭川市立近文小学校の養護の先生の素敵な実践をご紹介させて頂きました。

井上きみどりさんが描いたこの漫画は、これまで34言語に翻訳され、この1年間で約3億人に手洗いの大切さが伝わりました。漫画のデータ(日本語版、英語版、セリフ部分空欄版を掲載)は関連リンクのサイトからダウンロードができ、どなたでもご自由にお使い頂けます。是非ご活用ください!