【開催報告～新入職員編～】出前講座スキルアップセミナーを開催しました！

JICAの新入職員二人が、JICA北海道での研修期間中に参加した出前講座スキルアップセミナーの開催の様子と感想をご報告します！

出前講座スキルアップセミナーの開催＜国際理解に繋がるワークショップを体験！＞

2021年12月11日（土）、JICA北海道（札幌）にて、出前講座スキルアップセミナーとして、「新・貿易ゲーム」（制作・発行：開発教育協会）のワークショップ体験会を開催しました。
昨今、学校現場におけるワークショップ実施の依頼は増えています。本セミナーでは、国際協力にまつわるワークショップを実際に体験してもらい、開発教育に関心を持つ方々に新しい学びの提供や、国際協力出前講座やワークショップの実施に繋げる目的で開催されました。

当日はJICA海外協力隊のOB・OGをはじめ、国際協力に関心のある幅広い年代の方々が参加されました。今回は対面とZoomでのハイブリッド形式で開催し、オンライン参加者含め26名の方にご参加いただきました。

セミナー会場では、4つのグループに分かれて「新・貿易ゲーム」を体験しました。初対面の方も多く、ゲーム経験の有無もそれぞれ異なる中、各グループメンバーが協力しながらゲームを進めていきました。さらに、オンラインからの参加者も、会場の様子を見ながら応援したり、時には劣勢のチームにアドバイスもしたりと活発に参加することができ、「新・貿易ゲーム」は大盛況に終わりました。

参加者の声と新入職員の感想

当日参加してくださった方々からは、「ずっと参加してみたかった貿易ゲームに参加できてうれしかったです。」「貿易ゲームには参加したことがあり、今後自分でもファシリテーターをやりたいとも思っていたので、zoom参加させていただき非常に勉強になりました！」などの嬉しいコメントをいただきました。（アンケートから抜粋）

こうしたお声から、今回初めて貿易ゲームを体験された方、そしてファシリテーションも視野に入れて参加されたワークショップ経験者の方、双方に楽しんでいただけたのではないでしょうか。スキルアップセミナーが国際協力への関心を増やすきっかけづくりになったのではないかと考えています。

本セミナーでは、ゲームを通して楽しみながら国際協力について学ぶことができ、どの世代にも取り組みやすい内容だったと思います。このような機会をきっかけに国際協力に関心を持つ方、あるいは出前講座をやってみたい！という方が増えることを願っています。（荒井）

体験会会場にて実際にお話させていただいた方々の中には、JICA海外協力隊での国際協力の現場経験がある方や、教育現場など様々な場で活躍される方もいらっしゃり、体験会終了後の交流タイムも活発にお話させていただけたことが印象的でした。地域の様々な立場から国際協力のアクターとなっている参加者の方々から体験談をお聞きできたことは大いに学びになりました。（藤本）