【出前講座】徳島文理中学校にて出前講座を実施しました。

2022年6月2日

 徳島文理中学校3年生の総合的な学習の時間で、出前講座を開催しました。

 ガーナに派遣されてPCインストラクターとして活動し、現在は徳島県のJICA国際協力推進員として働く 森陽子さんが、「青年海外協力隊で学んだこと~JICAって、なんだろう?~」をテーマにJICA海外協力隊の経験談やJICAの仕事について紹介しました。

 森さんがはガーナで言葉の壁とコミュニケーションをとることが難しく感じたそうです。何にでもチャレンジすることや、困ったときは周りに相談し助けてもらうことでその困難を乗り切ったそうです。
 ガーナの国旗の意味を紹介した際には、生徒が真剣に内容をメモしていました。また、生徒からのガーナや海外協力隊の活動に関する質問にも答えました。

 生徒からは、講座を聞いて日本とガーナの違いや自分の環境が恵まれているということを感じたとの感想がありました。また、実際に海外で活動した経験を直接聞いたことでとても刺激を受けたそうです。

実施後の感想

・価値観は人それぞれであることや、一人で悩まずに周りの人に相談することの大切さを感じた。
・普段ニュースでは聞けない情報をたくさん知ることができたので、興味深かった。
・今まで貧困で苦しんでいる国や水不足にあえいでいる国の知識はあったが、どこか自分とは関係のない話だと思っていたが、講話には非常に興味が湧き、帰宅してからもガーナについて調べてみた。
・広い視野を持つことの大切さを学ぶことができた。身近なことからでもガーナや途上国の人々を助けるために行動していきたい。
・日本で暮らしているとあまり実感しない貧困の実態に改めて考えさせられた。そんな実態を知ろうとしていなかったことに気づいた。
・貧困国に何かをしてあげるという考えが強かったが、日本や先進国が学ぶべき所もあるのだということに気づいた。
・今まで国旗の持つ意味について考えたことがなかったが、国旗の色や形に深い意味が込められていることが分かった。
・広い視野を持つことや何事にもチャレンジする気持ちが大切だと分かった。「幸せの形もいろいろです」という言葉が印象に残りました。
・水も豊富にあり、欲しいものがすぐに買えるという日本での今の生活がいかに恵まれているのかが実感できた。